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リポート・企画

最高峰へ 村のチームが快進撃! 1月16日放送

国内最高峰のバレーボールリーグ『Vリーグ』。

強豪チームのほとんどが『実業団チーム』という中、長野県の『市民チーム』が、いま、快進撃を続けています。

地域の声援を受け 活躍する姿を追いました。

 

現在、Vリーグ2部で活躍する、『VC長野トライデンツ』。

今シーズン、開幕から6連勝! 1部リーグ昇格が目前に迫る注目のチームです。

 

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選手たちは、日中、それぞれの職場で働いています。

 

『はい、税務係の長田です』

セッターの長田翼さんは、役場の財務課に勤務しています。

年度末が近づくこの時期は、住民の税金の算出に追われています。

 

「税金関係なので、一歩間違うと新聞に載ってしまうので・・・。仕事がいちばん。そのあとに練習という感じですね」と長田さん。

 

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VC長野が拠点を置く、人口1万5,000の 長野県南箕輪村。

村にバレーボールチームが発足したのは10年前です。

隣町の実業団チームが 企業の業績不振で廃部、残された選手たちが、VC長野を立ち上げました。

 

活動資金のない彼らのために、住民や企業、自治体は寄付や仕事を紹介するなど、さまざまな支援を行いました。

『若者を応援することで村を活気づけたい』と考えたのです。

 

食堂を営む平沢佐記さんは、『食生活を支えたい』と、格安で選手に夕飯を提供しています。

 

この日のメニューは、焼き魚や鹿肉の煮付けなど7品。

栄養を考えた定食が、500円です。

 

平沢さんは「村にこれだけの選手が集まっているのはすごいことだと思う。手伝いできる部分でしてあげたいから、こうしてやっている。早く 村から1部リーグの選手が出てもらいたい」と話していました。

 

実業団チームと比べ、練習環境が厳しいVC長野。

残業などで選手が集まらず、試合形式の練習はほとんどできません。

しかし、こうした状況を、 “強み” へと変えました。

 

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少人数でもできる レシーブ練習を徹底し、失点を抑え、粘り強い試合ができるようになったのです。

 

「練習の人数も、会社がバラバラなのでなかなか集まらないが、まずディフェンス面をしっかり強化して、 “最低限 負けない” チームを作っているのが、いちばんの特徴だと思う」と話すのは監督の笹川 星哉さん。

 

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迎えた前半戦 最後のホーム戦。

VC長野は ミスが続き、第1セットを落としてしまいました。

 

しかし・・・

 

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『VC長野!! ゴーゴー、トライデンツ!!』

声援をうけ、得意のレシーブ力を発揮。

 

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ファンの前で、白星をあげました。

 

長田さんは「地域や職場の方々への恩返しという面で、優勝して 昇格できたらと思う」と話していました。

 

前半戦を終えて2位の『VC長野トライデンツ』。

地域とともに、最高峰を目指します。

 

リーグ戦は、2月末までです。リーグ戦を2位以内で終えれば、1部リーグ昇格の可能性があるということです。

問い合わせ先

◇「VC長野トライデンツ」について
 今後の試合のスケジュールなど、詳細は公式HPを参照ください。

◇「Vリーグ」について
 詳細はHPを参照ください。
 1部から3部までのリーグ情報が載っています。

◇村の食堂について
 「こまっちゃん処カフェ」
 長野県上伊那郡南箕輪村久保109
 電話:0265-98-0863
 営業時間:10時から夕方まで。
      ランチタイムは11時半~午後になりますので、ご注意下さい。
 ※夜間に利用出来るのは、VC長野の選手のみです。