おはよう日本 関東甲信越

11月30日放送
図書館に人を呼び込め

問い合わせ先

民間の会社が行ったアンケートでは、『何年も図書館を利用したことがない』と答えた人は、全体の4割程に上っています。
こうした中、新たなサービスで図書館の利用者を増やそうという取り組みが始まっています。
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カフェがあるこの施設。
じつは、去年(2016年)移転し、新しくなった『市立図書館』です。
館内は6階まであり、広いフロアには多くの人が連日 訪れています。

にぎわっている理由の一つが・・・
『♪〜きれいな花が咲くでしょ〜♪』

シニア層をターゲットに 無料で開いている体操教室。
毎回20人ほどが参加する 人気の教室です。
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近くに置いてあるのは 健康に関する本。
気になったところを調べる利用者も多いのだといいます。
利用者は「体を動かしたり、本を読んだりするので、とてもいい場所だと思う」といいます。
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さらに、一角には健康器具を設置。
栄養士など 専門の知識を持つスタッフも常駐し、相談にのっています。
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移転する前の図書館の来館者は 毎年1,000人ずつ減っていました。

『本を読んでもらうにはどうしたらいいか』。
考えたのは、まず図書館に足を運んでもらうことでした。
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子ども連れには、遊び場や託児所もあります。
こうした試みで、本を借りた利用者は、移転前の2倍以上に増えました。
大和市役所 文化スポーツ部 図書・学び交流課の係長、岡崎祐子さんは「 “市民のみなさんの居場所になるような図書館にできないか” ということで、催しものや いろいろな情報の発信をしていかなければいけない」といいます。

また、『図書館に来てくれなければ 本を届ければいい』と、新たな取り組みを始めたところもあります。
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茨城県の図書館です。
6年間で1万2,000人ほど利用者が減り、どうすれば数を増やせるか悩んでいました。
「このまま減っていくと、利用者のご要望にお応えして いろいろな本をそろえていくことも難しくなってきます」というのは、取手市立図書館の課長補佐、篠田清孝さん。
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そこで 考えたのは、市内の学校に “本を出前すること” でした。
学校には、子どもたちが図書館の本をパソコンで発注できるシステムを導入。

『あっ!これ一番新しいやつだ!』

借りたい本を探して予約すると・・・。
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市の図書館に情報が入り、発注した本は、週2日のペースで学校に届けられる仕組みです。
「図書室にない本が読めて、とても便利だなと思いました」

学校の図書室にない本が借りられるため、子どもたちにも好評です。
取り組みを始めて1か月。
市立図書館を訪れる子どもの数も 徐々に増えているといいます。
篠田さんは「本に興味を向けてもらう蓄積は、図書館にあると思いますので。図書館の中で待っているだけではなく、今後はどんどん外に届けていければいいなと思っている」と話していました。
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図書館を身近にし、利用者を取り戻そうという取り組みが実を結び始めています。

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問い合わせ先

◇体操教室がある図書館
 「大和市立図書館」
 神奈川県大和市大和南1−8−1
 電話:046−263−0211

◇本を学校に貸し出している図書館
 「取手市立図書館」
 茨城県取手市取手1−12−16
 電話:0297−74−8361

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これまでの放送内容

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