おはよう日本 関東甲信越

3月22日放送
留学生が再発掘 “まち” の魅力とは

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東京オリンピック・パラリンピックに向け、参加国との交流事業などを行う『ホストタウン』についてです。
去年(2016年)、ハンガリーのホストタウンとなった群馬県前橋市は、これからハンガリー人が多く訪れることを見込んで 留学生に協力を求め、新たな街の魅力を発掘しようとしています。
群馬大学に通う留学生のポール アンドレアさん 22歳。
日本の伝統音楽を学びたいと去年(2016年)の9月、ハンガリーから群馬にやってきました。
「日本に来るのは夢の一部でした。やはり別の世界みたいです。いい風に違っています、ハンガリーとは」
新たな街の魅力を発掘しようと、一緒に取材活動をするのは、同じハンガリーからの留学生3人。
『まずは、前橋の伝統的なところを紹介したほうがいいと思うんだけど・・・』
4人に協力を依頼したのは前橋市です。
2020年に向けて、ハンガリー人が見た前橋市の魅力をアピールしようと考え、パンフレットの作成を検討しています。
文化国際課の塩澤典茂さんは「外国人 それぞれの国の方々の、興味があるものを発見することを目的としている」といいます。
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アンドレアさんたちの取材が始まりました。
この日向かったのは、子どもが遊ぶ『遊園地』。
ハンガリーでは、民主化以降、遊園地が減少傾向なんだそうです。
多くの人が慣れ親しんだ首都・ブダペストの遊園地も、老朽化などの影響で、4年前(2013年)に閉園。惜しむ声も多かったと言います。
4人が注目したのが木馬。
同じようなものがハンガリーにもありました。
ヨーシャ ニコレット アンドレアさんは「大人たちもきっと懐かしい感じで楽しめると思う」といいます。
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続いて向かったのが、焼きまんじゅう屋さん。
焼きまんじゅうは、小麦粉をこうじで発酵させて蒸したものに、みそだれを塗って焼いた、群馬県民のソウルフードです。
『チキンにタレを塗っているように見えない?』
『確かに。チキンに見えるね!』
『お待たせいたしました〜!』
ハンガリーにみそを食べる習慣はありませんが・・・お味は?
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「おいしいです!フワフワ。外側はサクサクなんですけど」とオルショー ゲルゲイさん。

アンドレアさんも「ハンガリーにある、丸い小さいパンに 甘いものを塗ったような感じです。ハチミツっぽい。キャラメルっぽい」といいます。

これなら、ハンガリーの方にも喜んでもらえそうだとアンドレアさんたちは感じました。
そして、ハンガリー人に教えたい日本の文化もあります。
それは、『カラオケ』。
ハンガリーではあまり馴染みがありません。

みんな日本で初めてカラオケをみて、最初は人前で歌うことが恥ずかしかったそうですが・・・
『♪リンダリンダ〜♪ リンダリンダリンダアア〜♪』

この 日本ならではの娯楽を体験してほしいと思っています。
さらに、前橋に来て1番感動した景色が・・・
赤城山の頂上付近にある『赤城神社』。
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ハンガリーは国の7割が平地で、1番高い山でも1,000メートルほどです。
ここ赤城神社は 標高1,300メートルあまり。ハンガリーには存在しない高い所に、日本らしい景色が広がっていて、驚いたといいます。
「とてもキレイだと思う。特に、神社とこの山の景色が」とケスチューシュ アネットさん。
自分たちの視点で前橋の魅力に迫ったアンドレアさんたち。
2020年までに、日本と母国ハンガリーの交流を もっと深めていきたいといいます。
アンドレアさんは「前橋を好きになってもらえたらと思います。パンフレットを早く作り上げたいです。なにせ日本ではハンガリー語で書かれているものは なかなか見かけないから。必ずハンガリーと前橋をつなぐ1冊になると思います」と話していました。

ハンガリー人向けの観光パンフレットは、今月(3月)中の完成を目指しているということです。

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問い合わせ先

◇「前橋市国際交流協会」
 電話:027−243−7788
 ※パンフレット完成は3月末予定。

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