おはよう日本 関東甲信越

1月23日放送
最新技術で手軽にフルオーダー

問い合わせ先

アナウンサー 牛田 茉友
アナウンサー
牛田 茉友
今朝は、新宿区のカフェから中継です。
ここでは、コーヒーや紅茶を味わうだけでなく、あるものをオーダーメードできることが人気を呼んでいます。牛田アナウンサーがお伝えします。
写真 写真
たくさんの植物に、味わいのある照明。いい雰囲気です。
入れたてのコーヒーも・・・
「おいしい!」
ここは、新宿区市ヶ谷にある、ガレージを改装したカフェです。
このカフェの一角に、フルオーダーの靴の工房があります。
写真 写真
先月(12月)、ふだん馴染みのない靴の工房や、フルオーダーを少しでも身近に感じてもらおうと、オープンしました。
女性用のパンプスが専門です。
フルオーダーといいますと、職人さんが1から足を測って木型を作るというイメージがありますよね?
でも、ここは違います!
最新のデジタル技術を使って、これまでよりも手軽に靴のフルオーダーができるようになりました。

どんなふうに靴を作っているのか?みてみましょう。
まず使うのは3Dスキャナーです。
手間も費用もかかる靴のフルオーダーを、少しでも手軽にできるようにということで、3D技術を取り入れています。
写真 写真
では、代表の粕谷孝史さんお願いします。

イスに座って足を専用の台に乗せ、スキャナーで読み込みます。
すると、すぐに目の前のモニターに映し出されます。
この時間、わずか5分弱と、人が計測するよりも はるかに短い時間でデータを読み取ることができました。
粕谷さん、どうしてこういった3D技術を取り入れられたんでしょうか?
「手動で計測していたときより、正確に取れるというのと、靴作りをする工程で、何回も足を見られるというのが魅力になっています」
スキャンした私の足のデータに、ヒールを履かせて・・・、そこから木型を作ります。
木型を作るのも、人ではありません。
写真 写真
こちら! 3Dプリンターで木型を作ります。
プラスチックでも、木型と言うそうです。
これまでは、木型を作るのに1か月はかかっていたそうなんですが、このプリンターですとわずか10時間で作ることができるんですよ。
出来上がった爪先部分とかかと部分のパーツ2つをくっつけて完成です。

実は、パンプスを履いている女性の8割以上の方が、足の痛みを我慢しているといわれています。

その痛みを我慢していると、足のトラブルにもつながっていきます。
そんなトラブルがある方の木型も、作ることができます。
写真 写真
外反母趾の方の木型は、一般的な型と比べると、親指の付け根部分が出っ張っているのがわかります。
写真 写真
この方は、結構長い間無理してパンプスを履いていたそうなんです。
この木型を基に作られた靴がこちら!
ちょっと外が出っ張っています。中側から見るとよりわかるのですが・・・、凹みがあるのがわかりますでしょうか?

このように、正確なデータを木型に反映することができたことで、この方はもう痛みを我慢せずに、オシャレな靴を履くことができるということです。
3Dプリンターの木型を基に、靴を仕上げているのは、
この道65年の酒井満夫さんです。

酒井さん、この伝統の靴作りに最新のデジタル技術を取り入れるのをどう感じていらっしゃいますか?
「オーダーの場合、木型を作るのが、いちばんのネックなんですよ。なかなかうまく合わす事ができなかったんですけど、この3Dプリンターに出会って、本当により正確に木型ができますし、お客さんの足に合ったそのままの木型ができるわけです。ですから、これは本当にこの業界でも画期的なスタイルで、これからも楽しみです」
こちらの工房では、さらにデジタル技術を取り入れて、これから効率化を図っていくということです。
中継でした。

今、この工房にはたくさんの注文が寄せられていて、完成までに1か月半ほどの時間がかかるということです。

ページ上部へ

問い合わせ先

◇紹介したカフェ
 「カフェ Lowp Kitchen」
 東京都新宿区市谷左内町5Lowp B1F
 電話:03−6824−9022
 営業時間:10:00〜23:00(日曜定休)

◇靴工房(「カフェ Lowp Kitchen」内)
 「株式会社ミリメーター」
 ※オフィスは、Lowpの305にもあります
 電話:03−6265−3881(靴工房)
 営業時間:10:00〜18:00(土日祝定休)

ページ上部へ

これまでの放送内容

読み込み中です。NHK @首都圏のサイトではJavascriptを使用しています。コンテンツをご覧になるにはJavascriptを有効にしてください。