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東京 世田谷区長選挙 候補者アンケート 実現したい政策など詳しく

  • 2023年4月19日

東京・世田谷区の区長選挙は4月16日に告示され、23日に投票日を迎えます。今回は4期目を目指す現職に、自民党と日本維新の会が推薦する新人が挑む構図です。
NHKでは、候補者の訴えや考えをアンケートで聞きました。
※候補者の回答は原則そのまま掲載しています。

 世田谷区長選挙に立候補しているのは、届け出順にご覧の方々です。

井上アナ

NHKでは候補者のみなさんにアンケートに協力してもらい、それぞれの考えや訴えをまとめました。順番にみていきましょう。

上原アナ

まずは、「現職の区政」を100点満点で評価してもらいました。

これまでの保坂区政を100点満点で評価すると?

内藤氏

40点。世田谷区が公表する「目標達成率」4割であるため。[子育て]学童充実度ランキングが23区中22位と劣悪[医療]災害や未知の感染症を対応する医療拠点がない[物価高]700円/月しか還元されない「せたPay」は不十分[暮らし]犯罪発生数が都内第2位に悪化[財政]400億円もの区民負担を強いて建替え

保坂氏

75点。新型コロナ対策には全力を傾注したが、その間に地域コミュニティの再構築や教育改革に十分時間をさけなかった。91万区民に区の事業と役割を告知する工夫がいる。

 

 

「世田谷区の足りないところ」についても聞いています。

世田谷区の足りないところは?

内藤氏

(1)防犯対策。保坂区長になってから、犯罪発生数が都内第2位まで悪化している。(2)世田谷の魅力再生。かつては憧れの住宅街だった世田谷だが、若い人に調査した「住みたいまちランキング」では今やトップ10圏外に。住みたい!住み続けたい!と思われる「憧れの世田谷を取り戻す」ために、都市空間の再生と現代化をする。

保坂氏

災害、とくに大規模災害に弱いところ。住宅が密集し広い空き地が限られている。10月に新庁舎に災害対策本部を移転、上用賀公園を拡張して防災拠点とする。

 

 

それぞれ持っている問題意識も違いますね。では、区長になったらどんな政策に取り組むのかも気になります。

 

それも聞いていますよ!見てみましょう。

最も実現したい政策は?

内藤氏

区役所建設に400億円もの負担を区民に強いる現区長案から、負担ゼロの建設にチェンジ。増税ではなく、区が自ら稼ぎ住民に還元する区政へチェンジ。浮く400億円を財源に。(1)全国初の制服無償化を含む教育・子育て無償化。(2)生活必需品購入時の消費税還元。(3)特養の増設を実現させる。全ての世代が輝く世田谷にチェンジ。

保坂氏

児童相談所を3年前に区でスタートさせて、子どものいのちのセーフティネットは進展した。不登校が1200人に及んでいる今、従来の学校の枠を超えた「オルタナティブ・スクール」を開いて、教育の改革につなげたい。

 

 

ご紹介した質問のほかにも、「世田谷区の魅力」や「区長選挙に立候補した理由」、「世田谷区庁舎の建て替えのあり方」などについても、それぞれの候補者の考え方を聞いています。詳しくはこちらの候補者アンケートのサイトを参考にしてください。

 

区長選挙は、ふだんの生活にダイレクトに影響する身近な選挙です。ぜひ投票する際の参考にしていただきたいと思います。

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