12日は、大陸からの黄砂が北日本から西日本で観測されていて、関東甲信でもこれから13日にかけて広い範囲に飛来すると予想されています。
黄砂が飛来したら洗濯はどうしたらいいのか。車を洗う際にどんなところに注意すべきなのか。荒木さくらアナウンサーが取材してきました。
気象庁によりますと大陸からの北西の風の影響で12日は、北日本から西日本にかけての広い範囲で黄砂が観測され、各地で見通しが悪くなっています。
関東甲信では午後5時の時点で黄砂が観測されている地点はありませんが、これから13日にかけて広い範囲に飛来すると予想されています。
各地で物が肉眼ではっきり見える範囲の「視程」が10キロ未満となり、ところによって5キロ未満になると予想されています。
屋外で洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、「視程」が5キロ未満になると交通への影響が発生するおそれがあり、気象庁が注意を呼びかけています。
黄砂の影響で心配なのが洗濯物ですよね。こちらのコインランドリーでお話を伺います。
まず、利用者にお話を聞いてみました。
あまりいい気持ちは正直しないです。外に洗濯物を干さないとか布団を干さないとか。
では、全国に580店舗のコインランドリーを運営する「マンマチャオ」の入江遼人さんに活用方法を聞きました。
黄砂が来た時にコインランドリーどういう使い方できますか?
基本的に、外干しができないということで、30~40分ほどでしっかりきれいに乾燥できるので、そういった形で、黄砂の飛来シーズンに利用するかたも多くいます。
乾燥機が頼りになるということで、この時期ならではの、こんなことも聞いてみました。
毛布だったりタオルケットだったり、ここ最近、暑い日も増えてきていて。新しく夏用を出して洗いたいけど黄砂でという人もいると思います。
そういった場合も、大型の機械で洗って、大型の機械できれいに乾燥してもらえれば、黄砂のシーズンで、布団洗いたいなというタイミングでもしっかり対応ができるのかなと思っています。
もうひとつ心配なのが、車の汚れです。実際、黄砂が降ったらどうしたらいいのか、「ダイハツ東京販売」練馬北町店の長谷雄二店長に聞いてきます。
黄砂で汚れた車を洗う際の注意点を教えてください?
そのままふかない!雨のあとは特に注意してください!そのまま拭いてしまうと、黄砂をそのままふいてしまって、ボディに傷がついてしまう。
拭くことができないとなるとどうしたら?
水で完全に黄砂を洗い流します。流しただけでは、黄砂が落ちきっていない可能性があるので、手で触ってもらうと、ざらざらした感じが残る。それがなくなると、完全に黄砂が流れ落ちたことになります。
また、雨に含まれた黄砂などにも注意が必要だといいます。
長谷雄二 店長
「ボディの表面に雨粒が残って、それが乾いてしまうと、黄砂と花粉が、そのまま付着してしまいます。それが乾くと、非常に取りづらいシミなどになってしまいます。だから、水洗い、しっかり黄砂を洗い流してもらえればと思います」