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隅田川花火大会4年ぶり開催 コロナ5類移行で 経緯や日程などまとめ

  • 2023年4月12日

新型コロナウイルスの影響で、3年連続で中止となっていた「隅田川花火大会」が、4年ぶりに開催されることが決まりました。開催は7月29日です。これまでの経緯やことしの内容などをまとめました。

隅田川花火大会 新型コロナの影響で

全国有数の規模を誇る「隅田川花火大会」は毎年7月に開かれ100万人近い人が全国から訪れる東京の夏の風物詩ですが、2019年の開催以降、新型コロナの影響で、3年連続で中止となっていました。

当時の中止理由 密集回避や連絡先把握は困難

3年連続の中止となった去年は、花火大会など5000人以上のイベントを開催する際には、マスク着用の徹底や大声の禁止、飲食の制限など国が定めた7つの感染対策をすべて取った上での開催が求められていました。

大会の事務局でとりまとめを務める墨田区によりますと、このうちの来場者の密集の回避と、原則、参加者全員の連絡先の把握や管理をする、という2つの項目をクリアすることが困難で、断念せざるを得なかったということです。

4年ぶり開催決定 5類移行が理由

ことしの花火大会の開催をめぐり、実行委員会は4月11日、会議を開き、ことし7月、4年ぶりに開催することを決めました。
開催を決めた理由については、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけがことし5月に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するためとしています。

7月29日午後7時から 2万発

具体的な日程は、7月29日土曜日の午後7時から午後8時半までで、最後に開催した4年前と同規模のおよそ2万発の花火を打ち上げる予定だということです。

実行委員会事務局は、「4年ぶりの花火大会なので、安全・安心に開催できるよう準備を進めていきます」とコメントしています。

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