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  • 2023年3月2日

電動アシスト自転車 事故防止にスマホ? 車両位置など通知の仕組みは

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電動アシスト自転車が関係する交通事故は、2021年では10年前の3倍まで増加しました。電動アシスト自転車の交通事故を防ぐため、見通しの悪い交差点で自転車と車が通信でやりとりする実証実験が公開されました。どんな仕組みなのかまとめました。

電動アシスト自転車 一般自転車を超える出荷

電動アシスト自転車は、ペダルをこぐ力を電動モーターが補助する自転車で、ペダルをこいだ場合にだけモーターが補助する仕組みになっています。こぐ力に対して最大で2倍の力でアシストし、速度が上がるにつれてアシストは弱まり、時速24キロに達するとアシストが切れます。

子育て世代向けや業務用、さらにはスポーツタイプなど種類を増やし、国内の2021年の1年間の出荷台数は79万台あまりで、一般の自転車のおよそ53万台を大きく上回ります。

関係する交通事故は10年前の3倍

交通事故総合分析センターの統計によりますと、電動アシスト自転車が関係した交通事故は、2021年は3773件と10年前のおよそ3倍に増えています。

電動アシスト自転車の交通事故を防ぐために、見通しの悪い交差点で自転車と車が通信でやりとりする実証実験が公開されました。

人工衛星を使用 自転車と車が通信

この実証実験は、メーカーなどの企業5社が横浜市内で行っています。電動アシスト自転車と車にそれぞれ備えた装置が人工衛星を使って位置と速度、それに進行方向を把握し、自転車と車どうしが直接、通信でやりとりするシステムになっているということです。

見通しの悪い交差点にさしかかった際に、スマートフォンの画面と音声で注意を促します。そのうえで、車が停止すると、自転車側に通知され、出会い頭の事故の防止につながるとしています。 
実証実験を続けた上で、2025年以降の実用化を目指しているということです。

パナソニックサイクルテック 稲毛敏明社長 
「できるだけ早くすべての電動アシスト自転車に装置を搭載し、自転車に関係する事故を減らすことにつなげたい」

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