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コロナ水際対策が大幅緩和 入国上限撤廃・個人旅行解禁 どう変わる?

  • 2022年10月11日

新型コロナウイルスの水際対策が、10月11日から大幅に緩和されました。入国者数の上限が撤廃され、個人の外国人旅行客の入国も解禁されるなど、制限は、ほぼコロナ禍前の状態に戻ることになりました。新型コロナの水際対策は、どのように変わったのかまとめました。

水際対策 大幅緩和で入国上限撤廃

新型コロナ 水際対策の緩和
撤廃等

○1日あたり5万人の入国者数上限撤廃
○個人の外国人旅行客 約2年半ぶりに入国解禁
○短期滞在者のビザ 68の国や地域から観光訪問など 免除措置が再開
○入国時の検査 感染疑われる症状なければ行わず
○入国後の待機 求めず

継続 ○3回のワクチン接種を済ませたことの証明書か
 滞在先の出発前72時間以内の陰性証明の提示 求める措置


10月11日から大幅に緩和された新型コロナウイルスの水際対策。
具体的には1日あたり5万人としていた入国者数の上限が撤廃されるとともに、ツアー以外の個人の外国人旅行客もおよそ2年半ぶりに入国が解禁されました。

アメリカ、韓国、イギリスなど、68の国や地域から観光などで訪れる短期滞在者のビザを免除する措置が再開されるほか、地方の空港や港でも、順次、国際線の受け入れが再開される見通しです。

また、すべての入国者に対し、発熱など感染が疑われる症状がなければ入国時の検査は行わず、入国後の自宅などでの待機も求めないことになりました。
政府は、感染拡大が世界で最初に確認された中国・湖北省に滞在歴のある外国人などの入国をおととし2月に拒否して以降、さまざまな入国制限を行ってきましたが、ほぼ、コロナ禍前の状態に戻ることになりました。

ワクチン接種・陰性証明 提示 ~今後も求める~

ただ、3回のワクチン接種を済ませたことの証明書か、滞在先の出発前72時間以内に受けた検査の陰性証明の提示を求める措置は今後も継続されます。

外務省によりますと、こうした措置をとっているのはG7=主要7か国では日本とアメリカの2か国だということです。今後の扱いについて政府は、国内外の感染状況や各国の対応などを見極めて検討することにしています。(接種証明=日本3回。米2回で回数が異なる)

成田空港では11日、海外から到着した人たちがワクチン接種の証明書や陰性証明書を提示し、入国審査に向かっていました。

マレーシアから家族で観光に訪れた男性
「ビザを取ろうと思っても2か月はかかるので、個人の外国人旅行客の入国が解禁されたのは素晴らしいことだ。都内を回ったり東京ディズニーランドに行ったりするのが楽しみだ」

ベトナムからアメリカに帰国途中、日本に立ち寄った女性
「個人観光で入国できなかった期間はとても長く感じる。渋谷のスクランブル交差点に行って寿司やラーメンを食べたい」

マスク着用ルール ~整理の方針~

新型コロナの感染者の減少傾向が続いていることなどから、政府は、マスク着用のルールも整理する方針です。マスクの着用について政府は、これまで、屋外では原則不要、屋内でも、人との距離が確保できて、ほとんど会話をしない場合は、必要ないとしています。

木原官房副長官は、先週「マスク着用のルールを含めた感染対策のあり方については屋外、屋内問わず全体を整理すると理解している。国内での着脱のあり方は海外から来る方も対象になる」と述べています。

一方、国内の観光需要の喚起策として、政府が新たに全国を対象に導入する「全国旅行支援」や、スポーツ観戦や映画などのチケット価格を割り引く「イベント割」も始まりました。
このうち、「全国旅行支援」は、東京都では、準備などで9日遅れて、10月20日からの開始となります。

岸田総理大臣は、先週の所信表明演説で、円安なども背景に、コロナ禍前を上回る額の、年間5兆円を超えるインバウンドの消費額達成を目指す考えを示していて、今後は、それに向けた取り組みも課題となります。

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