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オミクロン株BA.5 BA.4対応ワクチン承認 接種開始10月中旬以降から

  • 2022年10月6日

厚生労働省は、新型コロナウイルスのオミクロン株のうち「BA.5」や「BA.4」、それに従来の新型コロナウイルスに対応するアメリカの製薬大手ファイザーのワクチンについて、国内での使用を正式に承認しました。早ければ10月中旬にも接種が始まる見通しです。オミクロン株対応ワクチンの配送計画や専門家の見方などをまとめました。
(10月7日追記)
厚生労働省は10月13日から無料で受けられる公的接種を開始する方針を決めました。

国内承認 ファイザーのBA.5 BA.4対応型ワクチン

アメリカの製薬大手ファイザーは、オミクロン株のうち「BA.5」や「BA.4」、それに従来の新型コロナウイルスに対応するワクチンについて、9月13日に厚生労働省に承認の申請を提出していました。

厚生労働省の専門家による部会では5日、このワクチンについて、国内での使用を了承し、その後、厚生労働省が正式に承認しました。
ワクチンについて、体の中で作られるウイルスの働きを抑える、「中和抗体」の値の上昇が確認され、「BA.5」を含む変異株に対する予防効果が期待されると評価し、安全性については影響を及ぼす可能性は低いと考えられるとしています。

BA.5など対応ワクチン 接種開始は10月中旬以降

オミクロン株の「BA.1」と従来のウイルスに対応する成分が含まれたワクチンはすでに9月20日から接種が始まっていて、10月4日までにおよそ56万人がファイザーとモデルナのワクチンを接種しています。

一方、今回了承された「BA.5」「BA.4」などに対応するワクチンの自治体への配送計画もすでに示されています。
10月10日から11月上旬にかけてファイザーのワクチンおよそ4300万回分が配送される計画で、無料で受けられる公的接種に位置づけたうえで、10月中旬以降に接種が開始できる見込みです。
また、2種類のオミクロン株対応ワクチンをあわせた11月上旬にかけての配送量は、およそ8000万回分です。

厚生労働省はどちらのワクチンもオミクロン株に対して従来のワクチンを上回る効果が期待されるほか、今後の変異株にも効果がある可能性が高いとしています。
厚生労働省は接種の時期が来た時点で接種できるオミクロン株対応のワクチンを接種してほしいとしています。

(10月7日追記)
厚生労働省は10月13日から無料で受けられる公的接種を開始する方針を決めました。

専門家 “接種できる機会を逃さずに接種を”

北里大学 中山哲夫特任教授
「『BA.1』と『BA.5』の違いは従来のウイルスとその後の変異ウイルスの違いと比べると大きなものではない。『BA.1』対応のワクチンでも重症化を防ぐ効果は十分期待できる。
いま『BA.1』対応のワクチンを予約しているのならそれを接種すればいいのではないか。前回の接種から5か月たつころに『BA.5』対応のワクチンが実際に出回るなら『BA.5』対応のワクチンを接種すればいいだろう。接種できる機会を逃さずに接種するというのが基本だと思う」

BA.5など対応ワクチン モデルナも承認申請

一方、アメリカの製薬会社「モデルナ」は、「BA.5」に対応する成分を含むワクチンについて、厚生労働省に承認を求める申請を行いました。
モデルナの発表によりますと、厚生労働省に承認申請したのは、オミクロン株の「BA.4」や「BA.5」、それに従来の新型コロナウイルスに対応する成分を含むワクチンです。

アメリカでは、このワクチンの18歳以上の追加接種について、ことし8月31日にFDA=食品医薬品局が緊急使用の許可を出し、実際に接種が行われています。

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