首都圏ネットワーク

  • 2022年9月5日

そのだるさ 寒暖差疲労?症状や治し方 首回りのケアが有効

キーワード:

気温の変化が大きい季節の変わり目のこの時期、注意が必要になるのが体温の調整のために自律神経が過剰に働き、疲労がたまる「寒暖差疲労」と呼ばれる症状です。専門家は、コロナ禍のリモートワークや外出の減少で自律神経が乱れていると、「寒暖差疲労」が起きやすくなるとして注意を呼びかけています。その対策についてまとめました。

SNSでも投稿 “寒暖差疲労”

この時期は、各地域で気温差の大きい日が続いています。こうした中、SNSで多く見られるのがこんな投稿です。

今週の疲労度が半端ない。多分これなのかと…寒暖差疲労の人、他にもいるかな?
最近寒暖差疲労とか言うやつで仕事終わって飯食って、22時回ったら寝てしまう。
最近話題の寒暖差疲労というやつにやられて、マジで最近一生眠くて仕事中寝そうになった。今までこんなことあんまりなかったのにな…

街の人は・・・「だるい」「疲れたまる」など

9月に入り、寒暖差の大きい季節となりましたけれども、まちの人はどう感じているのでしょうか、聞いてきました。

 

疲れますね。起きるのがつらいです。ちょっとなんか、だるいなって。

 

50過ぎたらやっぱり、暑さ寒さ大変ですよ。腰が痛いし。肩もこるし。

 

疲れはたまりやすい感じ。

 

起きてもなんか疲れがとれてないなって思ったり、睡眠のアプリで記録をとっているんですけど、けさはすごい値が悪かったです。

寒暖差疲労 メカニズムは

この先も気温差が大きい日が続きそうです。寒暖差疲労になったら、どうしたらいいのか、専門家に聞いてきました。

「寒暖差疲労」の外来があるクリニックの院長の久手堅司医師によりますと、私たちの体は、体温を一定に保つため、自律神経が働いて体温を調整していますが、寒暖差が大きいと、自律神経が過剰に働き、疲労がたまる「寒暖差疲労」が起きやすくなるということです。

「寒暖差疲労」は、体の冷えやだるさ、肩こりなど体の不調につながり、前日との気温差や、1日の最高気温と最低気温の差が7度以上あるときに起こりやすくなるということです。

さらに、コロナ禍のリモートワークや外出の減少で自律神経が乱れていると、「寒暖差疲労」が起きやすくなるといいます。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅医師 
「ジェットコースターで言えば上にいるとき落ちるまで平気じゃないですか。下にいても平気。差があるときがキツくて。ゆっくりよりも急激に下がったほうが強い」

寒暖差疲労の目安は

このクリニックでは「寒暖差疲労」を把握するために10項目のチェックシートを活用しています。あくまでも目安ですが、久手堅医師によりますと、下のチェックシートのなかで当てはまる数が3つまでだと軽症だということです。

寒暖差 チェックシート 
□暑さ、寒さが苦手。 
□エアコン(冷房、暖房)が苦手。 
□周りの人が暑いのに、自分だけが寒い。長袖が常に手放せない。 
□顔がほてりやすい。全身がほてりやすい。 
□温度差が強いと、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、関節痛、喘息、下痢などの様々な症状がでる。 
□熱中症になったことがある、近い状態になったころがある。 
□季節の変わり目に、体調不良になる。 
□冷え症がある。 
□温度が一定の環境にいる時間が長い。(オフィス、自宅でも一日中エアコンをつけている) 
□代謝が悪い、体がむくみやすい。 

※あくまでも目安 
当てはまる項目が… 
1~3個 → 軽症 
4~6個 → 中症 
7以上   → 重症

症状を改善するには?

それでは、症状を改善するために具体的に何をすればいいんでしょうか。久手堅医師は、自律神経が集中する首回りのケアが有効だといいます。

久手堅医師 
「この時期冷えるので、お風呂で首までつかって首まわり肩まわりも暖めましょうということが、できるかどうかで変わってくる」

さらにタオルを使った方法も教えてくれました。タオルを使ったセルフケアのやり方をまとめました。

(1)タオルを2回縦に折って、首にあててください。 
タオルを当てる位置は。耳の下くらいです。顔は上向きにします。

(2)そのあとタオルを前に引っ張りながら、頭は後ろ方向に力を入れます。 
そして、その状態を30秒くらいキープしてください。

(3)真ん中にゆっくり戻してつぎは顔を下向きにして、また引っ張ります。  
同じように30秒くらいキープです。

(4)真ん中に戻して終わりです。

久手堅医師によりますと、このセルフケアは上向きと下向き合わせて1回ずつが1セットです。 
1日1回でも効果はありますし、朝・昼・晩など1日に数回行ってもよいとのことです。習慣づけすることで、寒暖差疲労の予防や改善に役立てていただければと思います。

あわせて読みたい

ページトップに戻る