1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. 第7波の夏休み 塾やプール 外出時の注意点 子ども感染増で学童は

第7波の夏休み 塾やプール 外出時の注意点 子ども感染増で学童は

  • 2022年7月26日

新型コロナウイルスの感染が急拡大するなかで、夏休みを迎えた子どもの感染も増えていて、学童保育といった子どもの居場所にも深刻な影響が出ています。塾の夏期講習への参加やプール、祖父母を訪ねるなど、夏休みに子どもたちが外出する時、どう感染を防いでいけばよいのか、専門家に聞きました。

若い世代に広がる感染 20代以下で46%

新型コロナウイルスに感染した人は、7月23日には1日で20万人を超え、毎日のように「これまでで最も多い」状態になっています。こうしたなか、若い世代に感染が広がっています。

厚生労働省が21日に公表したまとめによりますと、7月13日から19日までの1週間に感染が確認されたのは速報値で59万6775人と、前の週のおよそ1.7倍にのぼりました。
年代別では、10代が最も多く全体の16.9%を占めています。次いで20代が全体の15.7%でした。
10歳未満を含めた20代以下の若者と子どもを合わせると、27万7008人と全体の46.4%を占めました。

夏休みの子どもの居場所に影響 感染増で学童は

神奈川県横須賀市でNPO法人が運営する学童保育、「岩戸大矢部学童クラブ」では、先週、児童3人が相次いで新型コロナウイルスの陽性が確認されたということです。
このため、学童クラブは保護者に利用の自粛を呼びかけ、預け先がどうしても見つからない子どもに限って受け入れるなど、悩みながら対策をとっています。

ふだんは小学1年生から6年生まで42人がいますが、25日に出席したのは1年生と2年生1人ずつの2人だけとなりました。
利用の自粛を呼びかけるのは2年前に一斉休校になって以来だということです。

1年生

いつも遊んでくれる6年生がいないし、人が少ないから楽しくない。みんなが来たらドッジボールがしたいです。

子どもたちは体調の変化がないかチェックを受けたあと、マスクを着けて静かに夏休みの宿題に取り組んだり、対面を避け、間隔をあけて昼食をとったりしていました。
学童クラブは、今後も子どもたちの感染状況に応じて受け入れのしかたを検討していくということです。

飛鳥井 祐貴 施設長
「夏休みに入ったばかりのタイミングで感染の波が直撃した形です。どの家庭にもかなりの協力してもらい、正直ものすごく心苦しいです。保育と安全の両立には悩み続けていますが、子どもの預け先がないと保護者は働けず、社会が動かない悪循環になる。職員と保護者で協力しながらとにかく開所を続けられるよう頑張っていきたい」

夏休みの子どもたち 感染を防ぐ注意点

夏休みに入った子どもたちの新型コロナウイルス対策について、小児科の医師で臨床ウイルス学が専門の北里大学の中山哲夫特任教授は「基本的な感染対策にのっとって行動してほしい」と話しています。

〇祖父母宅の訪問・夏期講習など
熱が出て発症している場合、イベントなどに参加するのはもってのほかで、コロナに感染していないか診断を受けることが大切だ。そもそも、コロナに限らず、症状があれば休んでほしい。『参加するはずだったのにもったいない』という発想で無理して参加することで、症状が悪化して合併症が出てしまうことも心配される。まわりの人に感染を広げ、迷惑をかけるかもしれない。自分の健康もまわりの健康も考えて行動する必要がある。

〇プールや食事 外出時の注意点
家族以外の不特定多数が集まる場所では注意が必要だ。出かける前に熱を測って、症状があるなら休むことや、弁当など食事をとるときは人と人との距離を確保して、会話を控えることが大切だ。換気にも気をつけてほしい。プールに出かける場合、屋外はあまり問題ないと思うが、更衣室でマスクを外しているときには会話を控えたほうがいいだろう。マスクを必ず着用して、手洗いをして、『3密』を避けるといった、基本的な感染対策にのっとって行動してほしい。

ワクチン接種の状況は

政府の7月22日時点の発表によりますと、国内で新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回受けた人は1億383万394人で全人口の82%、2回目の接種を終えた人は1億246万6353人で全人口の80.9%、3回目の接種を受けた人は7906万3503人で全人口の62.4%となっています。

このうち5歳から11歳の子どもを対象にした接種で1回目を受けた人は142万2505人で全体の19.2%、2回目の接種を受けた人は131万9676人で全体の17.8%です。

ページトップに戻る