1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. AI予測 東京都コロナ感染者 7月下旬に1万8000人 BA.5置き換わり

AI予測 東京都コロナ感染者 7月下旬に1万8000人 BA.5置き換わり

  • 2022年7月11日

東京都内の新型コロナウイルスの感染者数について、オミクロン株の「BA.5」への置き換わりなどを想定し、名古屋工業大学のグループがAI=人工知能を使って予測したところ、7月下旬に1日およそ1万8000人にまで増加するという試算結果となりました。急拡大する都内の感染状況と、AIによる予測をまとめました。

“7月20日 1万5000人/日” 都モニタリング会議

東京都内で新型コロナウイルスの新規陽性者の7日間平均は、7月6日の時点で1週間前の1.9倍の4395人となり、7日に開かれた都のモニタリング会議では、このままのペースで増えた場合、7月20日時点では、1万5000人余りになるとして、専門家は「急激な感染拡大に直面している」と指摘しました。

その後も都内の新規感染者数は、前の週の同じ曜日にくらべ2倍を超える増加が続くなど、感染が急拡大しています。

BA.5の疑い33% 都内で置き換わり進む

感染の増加に影響していると考えられているオミクロン株のうち、感染力がより高いとされる「BA.5」の都内の状況です。

〇BA.5疑いのウイルス
・6月20日までの1週間 25.1%
・6月27日までの1週間 33.4%

東京都の感染状況などについて専門家が分析・評価する都のモニタリング会議での報告によりますと、「BA.5」の疑いがあるウイルスの割合は、6月20日までの1週間では、25.1%、27日までの1週間で33.4%を占めていたということで、置き換わりが進んでいるとしています。

AIを使った推定値 7月25日1万8000人/日

名古屋工業大学の平田晃正教授らのグループは過去の感染者数の推移やワクチンの効果、それに人流などのデータをもとにAIを使って今後の感染状況を予測しました。

予測では、置き換わりが進むオミクロン株の「BA.5」の感染力がこれまでの1.3倍だと想定したところ、東京都内の感染者数は、7月25日がピークで1日およそ1万8000人という試算結果になったということです。

〇AIを使った予測 都内感染者数
・7月25日 1万8000人/日(ピーク)
・8月25日 1万5000人/日

その後、人流が大幅に減るなど感染者数が大きく減少する要因がなければ、1か月後の8月25日でも1日およそ1万5000人と高い水準が続くという計算結果となりました。

また、同じ想定で東京都内の死者の数を予測したところ、8月中旬には65歳以上を中心に1日26人が亡くなるという計算結果になったということです。

名古屋工業大学 平田晃正教授
「最大の感染者数は第6波のピーク並みになるのではないか。ワクチンの4回目の接種で高齢者を重症化や死亡から守ることがこれからできる現実的な対策だ」

ページトップに戻る