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「隅田川花火大会」 3年連続中止に “来場者の管理難しく…”

  • 2022年4月12日

東京の夏の風物詩として知られる「隅田川花火大会」。新型コロナの影響で3年連続の中止が決まりました。花火大会の事務局を務める東京・墨田区では「100万人が集まる花火大会はスポーツなどの施設型のイベントと違って来場者の管理が難しく、対策を検討したが断念せざるを得なかった」としています。

隅田川花火大会3年連続中止に

2019年「隅田川花火大会」

「隅田川花火大会」は、毎年7月に開かれ、100万人近い人が全国から訪れる東京の夏の風物詩ですが、新型コロナの影響で、3年連続で中止が決まっています。

中止決定の受け止めは?

3年連続の大会中止の決定に、みなさんどのように受け止めているのでしょうか?

 

テレビで見ていたので、家族でおうちで楽しめないとなるとちょっとさみしいという感じも…

 

ことしもダメかなと思っていたが、やっぱりダメなんですね。がっかりです。

 

どうして中止なのかよく分からない、外だったらけっこう大丈夫じゃないかなと思うんですけど。

 

周りが盛り上がって元気になるイベントなので残念。やはりその後のこととかその時何か起きてしまったとしたらというのも難しいところなのかな。

“100万人近い人の連絡先を把握することは不可能”

中止に至った経緯について、大会の事務局でとりまとめを務める墨田区に聞きました。

区によりますと、花火大会やスポーツ、音楽などの5000人以上のイベントを開催する際には、マスク着用の徹底や大声の禁止、飲食の制限など国が定めた7つの感染対策をすべて取った上での開催が求められています。

しかしこのうちの、来場者の密集の回避と、原則、参加者全員の連絡先の把握や管理をする、という2つの項目をクリアすることが困難で、断念せざるを得なかったということです。

墨田区は、周辺の区や観光協会などで作る実行委員会で去年11月から何度も打ち合わせを重ね対策を検討しましたが、会場周辺は住宅が密集して道は狭く、隅田川は河川敷がほとんどないので密を回避するスペースがほとんどない上に、会場を訪れる100万人近い人の連絡先を把握することは不可能だという結論に至りました。

墨田区文化芸術振興課 岩本健一郎課長
「サッカーや野球など、チケットを買って入場を管理できる施設型のイベントと違い、今の感染対策の基準で都心での花火大会を開催するのは難しい。早く収束して、隅田川花火大会が復活して、区民、都民や海外のかたも、ここに来て楽しんでほしいと思っている」

都内のほかの花火大会は?

東京都内で例年行われてきた大規模な花火大会について、主催者などにことし開催するかどうか聞きました。

花火大会の状況(都内)
中止 「足立の花火」
中止の方向で検討中 「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」
検討中 「江戸川区花火大会」 
「いたばし花火大会」 
「葛飾納涼花火大会」 
「江東花火大会」
未定 「世田谷区たまがわ花火大会」
「大田区平和都市宣言記念事業『花火の祭典』」
「神宮外苑花火大会」


このうち、7月23日に予定されていた「足立の花火」は、中止を決めました。主催する足立区観光交流協会によりますと、隅田川花火大会と同じように、およそ70万人と見込まれる観客の連絡先の把握や、密集を回避するといった新型コロナ対策の実施が難しいためだとしています。

さらに「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」は「中止の方向で検討中」としたほか、ほとんどの花火大会が「検討中」、「未定」としています。

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