投函翌日に届くこともあった普通郵便ですが、今後は翌日配達のサービスが原則なくなることになりました。配達にかかる日数は、深夜の郵便物の仕分け作業の取りやめと、土曜日の配達休止により、従来よりも1日から最大で3日、長くなるということです。
同じ都道府県内や近隣の県などに送る場合だと、投函の翌日に届くこともあった郵便ですが、今後は翌日に届くサービスは原則としてなくなります。これについてSNS上では様々な声が上がっています。
日本郵便は、はがきや手紙などの普通郵便について、これまで深夜から早朝にかけて行ってきた仕分け作業を、2月末までに全国の郵便局で順次、日中の時間帯に移します。
投かんの翌日に届くサービスは原則、なくなり、会社によりますと配達にかかる日数は、深夜の仕分け作業の取りやめと、去年10月から行っている土曜日の配達休止により、従来よりも1日から最大で3日、長くなるということです。
一方、速達や書留、それにゆうパックなどの宅配便はこれまで通りで、影響はないということです。
日本郵便では仕分けや配達業務の一連の改革を通じ、人手不足の解消やコスト削減につなげるとともに、ネット通販の利用の拡大で取り扱いが増える宅配便部門の従業員を増やすことにしています。
斎藤貴 郵便・物流事業企画部長
「社会環境の変化や郵便に対するニーズを踏まえサービス水準の見直しをさせていただいきました。郵便サービスを将来にわたって安定的に提供していくということとともに、どんどん増加する荷物の宅配需要に適切に対応していくために必要な見直しです。ご利用の皆様には、ぜひ御理解をお願いしたいと考えています」