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オミクロン株 学校の感染対策強化 基本的に実施を控える活動も

  • 2022年2月4日

「特にリスクが高い活動は感染レベルにとらわれず基本的に実施を控える」
新型コロナウイルスの感染の主体が子どもに移ってくるなか、文部科学省は、現時点で得られているオミクロン株に関する知見などを踏まえ、学校での感染対策を強化・徹底する方針です。

オミクロン株 子どもの感染が主体に

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大した1月は、感染者全体に占める10代以下の割合が全体の4分の1と増加しました。さらに感染者のクラスターが起きた場所も学校と児童福祉施設といった子どもに関わる場面が全体の半数近くを占めるなど、感染の主体は、これまで多かった20代や30代などの若い世代から子どもに移ってきています。

これまで新型コロナウイルスでは、「家庭での感染は大人から子どもにうつることが多い」とされてきましたが、4日とりまとめられた政府の分科会の提言では、学校での感染を家庭に持ち帰り、家庭内で感染が拡大するケースが見られると指摘しています。

オミクロン株への対応 基本的に控える活動とは

こうした中、文部科学省は、オミクロン株に対応した学校での感染対策の案をまとめました。

基本的に実施を控える活動
◇長時間、近距離で対面形式となるグループワーク
◇室内で近距離で行う合唱やリコーダーなどの演奏
◇近距離で活動する調理実習、
◇密集する運動
◇近距離で組み合ったり、接触したりする運動など

部活動で控える行動
◇大きな声を出したり、激しく呼吸したりする活動
◇学校が独自に行う他校との練習試合や合宿
◇部活動前後の集団での飲食
◇部室などの共有エリアの一斉利用

一方、学びを継続する観点から、学校全体を臨時休校とする前に、児童や生徒の発達段階などを踏まえ、時差登校や分散登校、それにオンライン学習を組み合わせた学習形態の実施を求めるとしています。

末松文部科学大臣は、4日、記者団に対し「特に感染リスクの高い教育活動については、感染レベルにとらわれず、基本的に控えてほしい」と述べ、学校での感染対策を強化・徹底する方針を明らかにしました。

学級閉鎖や休校期間を5日程度に短縮

また、オミクロン株の感染急拡大で文部科学省は、学級閉鎖や休校の期間についての指針を新たに示しています。

文部科学省は、児童生徒や教職員の感染が確認された場合に行う学級閉鎖や学年閉鎖、臨時休校の期間について、ガイドラインで最長で7日程度という目安を示していました。
しかし、オミクロン株の感染の急拡大を受け、期間の目安を5日程度に短縮する指針を新たに示し、全国の教育委員会などに通知しました。

この中では保健所の業務がひっ迫していることを受けて保健所による検査が行われなかった場合の期間の目安も初めて示し、「学校医と相談して5日程度で再開を検討すること」としています。

文部科学省
「学習機会の保障の観点に留意し、まずは感染した児童や生徒が所属するクラスから『学級閉鎖』を行うなど、必要な範囲、期間において機動的な対応を行うことが重要だ」

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