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年末年始 東京都内からの移動1.5倍 忘年会・飲み会の投稿も増

  • 2022年1月4日

この年末年始は久しぶりにふるさとで過ごした人も多かったのではないでしょうか。東京や大阪からほかの都道府県に移動した人は、前の年と比べて1.5倍に増加したとみられることがビッグデータの分析でわかりました。
また、SNSの投稿から飲み会などがどれだけ開かれているかを分析したところ、前の年の年末に比べ大幅に増えているとみられることも分かりました。年末年始の人の動きをデータから見てみます。

東京からの移動は前年比1.5倍

東京からの移動は前年比1.5倍NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたデータを使い、12月29日から3日にかけて都道府県をまたいで移動した人の数を分析し、前の年末年始と比較しました。(15歳から79歳。午後3時台の人数の平均をもとに割合で比較)

その結果、東京からほかの道府県に移動した人は1年前の年末年始と比べて1.5倍に増加しました。
移動先を道府県別にみるとすべてで増加しています。
割合の大きい順は、次の通りです。東北や中国地方を中心に2倍から3倍と大きく増加しました。

東京都からの移動(前年比)
山形県 3.04倍
島根県 2.85倍
秋田県 2.63倍
鳥取県 2.53倍
山口県 2.51倍
広島県 2.5倍
岩手県 2.35倍
新潟県 2.23倍
長崎県、福井県 2.14倍
京都府 1.95倍 など

いわゆる第3波のなか、帰省の自粛が求められるなどした1年前と比べ、今回の年末年始は帰省など外出する人が大きく増加する結果となりました。

大都市への移動は戻らず

また、感染拡大前と比べると、東京と大阪からの移動は戻る傾向が見られた一方、東京と大阪へ移動した人は以前ほどには戻っていなかったことも分かりました。
2019年から2020年にかけての年末年始と比べると、東京からの移動は6%、大阪からの移動は4%いずれも増加し、ほぼ同じ水準に戻っていたとみられます。

一方で、東京への移動は16%の減少、大阪への移動も11%の減少となっていて、期間中、大都市へ向かう人は感染拡大前ほどではなかったとみられます。

年末 忘年会・飲み会の投稿 前年比大幅増

また、東京大学のグループがSNSの投稿から飲み会などがどれだけ開かれているかを分析したところ、前年の年末に比べ大幅に増えているとみられることが分かりました。

この分析は東京大学生産技術研究所の豊田正史教授らのグループが行いました。
グループではNTTデータからツイッターに日本語で投稿されたすべてのデータの提供を受け、この中に忘年会や飲み会が実際に開かれたと推測される投稿の件数がどれだけあるかを詳しく解析しました。

NTTデータから提供されたTwitterデータを使用

その結果、去年秋ごろから飲み会などが開かれたことを示すとみられる投稿が徐々に増え、東京都でオミクロン株の感染者が確認された12月半ばごろ一時、大幅に減りましたが、その後、再び急増しているということです。

そして、28日は「忘年会」を示す投稿は3400件余りで前年の同じ日のおよそ2.9倍、「飲み会」は1300件余りで前年の同じ日のおよそ2.5倍だったということです。

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