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市原ぞうの国 生き残ったゾウの「ミッキー」が半年ぶりに元気な姿

  • 2021年11月8日

千葉県市原市にある動物園「市原ぞうの国」では、ことし5月に飼育していたゾウが相次いで体調を崩し、2頭が死亡しました。それから半年、生き残った中でもっとも症状が重かったゾウのミッキーが6日、ショーに復帰しました。また死亡したゾウの子どもの「ゆめ花」も元気な姿を見せ、訪れた人たちを楽しませました。

「ミッキー」体調不良を乗り越え復帰

体調不良を乗り越えショーに復帰した「ミッキー」です。背中にチェックの柄の布をかけています。「ミッキー」は、ほかのゾウとふれあいながらメロンなどの果物を食べたり、音楽に合わせて踊ったりする姿を半年ぶりに見せてくれました。

相次いだゾウの体調不良 「ミッキー」は症状重く

市原市の動物園「市原ぞうの国」では、ことし5月に6頭のゾウが食欲がなくなるなど相次いで体調を崩して、このうち2頭が死亡しました。死因は「腸炎」による可能性が高いと見られています。

「市原ぞうの国」で5月17日午前に撮影された治療中の「ミッキー」の様子です。タイ人の飼育担当者が背中にまたがって、耳の裏側から点滴を投与しています。「ミッキー」は生き残った中でもっとも症状が重かったということです。

そして、およそ半年がたった11月6日。40歳を超える「ミッキー」はショーに戻るまでに回復しました。仲間とともに元気な姿をみせ、訪れた人たちを楽しませていました。

 

治って良かったです。これから寒くなるから、ゾウにもコートをつくってあげたらいいのではないかな

死亡したゾウの子ども「ゆめ花」も回復

「市原ぞうの国」は国内で最も多い12頭のゾウを飼育してきたことに加え、世界的に数が減っているゾウの国内での繁殖にも大きな成果を上げ、注目されてきました。

その原動力となっていたのが、ことし死んだ2頭のうちの1頭、アジアゾウの「プーリー」でした。プーリーは19年前にインドからやってきました。平成19年にはメスの「ゆめ花」を出産し、国内で初めてとなる自らの母乳による「自然哺育」で「ゆめ花」を育てました。

その「ゆめ花」も元気な姿を見せました。5月に体調を崩し、9月からショーに復帰している14歳の「ゆめ花」。この日は、半年ぶりにお絵かきを披露し、「七五三」という文字や、ゾウの絵をかいて、ショーを盛り上げました。

 

こんなゾウがいるんだって驚きました。これからもすごいパフォーマンスを見せてほしいです。

 

坂本小百合 園長
「ゆめ花が半年ぶりにお絵かきをし、なによりミッキーがショーに参加できて、感無量です。生き生きしていますね。やっぱり仲間と一緒に行動をする群れの生き物だなと思います。一番年上になったミッキーも食欲が増して、少しずつ回復しているので、お客さんにも見守ってもらいたいです」

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