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企画ニュース

「いい夫婦の日」夫婦円満の秘けつは? 11月22日

NHKさいたま

清 有美子

11月22日は「いい夫婦の日」です。これを前に、都内では夫婦円満の秘けつをさぐる取り組みが開かれました。

 

11月21日の夜、男性の家事や育児参加をうながすNPOが都内で開いたシンポジウム。

「嫁に怒られるところから、けんかにつながることがあるんですよね、週3でだいたいけんかを」と話す男性の参加者。

テーマはよその家の「夫婦げんか」。人のけんかから、夫婦円満のヒントをさぐってもらうのがねらいです。

 

家事の分担や帰宅時間の遅さなどがきっかけでけんかが起きているという参加者。

仲直りの方法について、男性参加者の1人は「自分がけんかしても負けますんで、ひたすら謝って我慢します」と明かしました。

司会者から「ちなみに苦しさはどう解放されていますか?」と問われると「ひたすらため込むだけです、そんな発散なんてしません」と答え、会場からは笑いと拍手が起こっていました。

 

また別の男性は「毎日チューすることによって『あ、この人好きかもな』って思っていくのが大事だと。これはもう8年間続けていますので、みなさんもおすすめします」と話し、会場からどよめきがおきていました。

 

相手の人格を否定するようなことは言わない、「ありがとう」や「愛している」とことばで伝えることが、円満のヒントにあがっていました。

「我慢してドッカーンと爆発するのは怖いので、言いたいことは言い合う夫婦を目指す」と話す男性もいました。

 

一方、仕事への理解を深めようとするアプローチも。2歳と7歳の娘を育てる福井さん夫婦です。

コンサルティング会社で働く夫の啓介さん。帰宅するのはほとんどが子どもが寝た後です。

共働きですが、子どもの病気などで仕事を休むのは多くが妻の真美さんです。

 

「夫の仕事の責任が重いのは重々知ってはいるんですけど、私も責任ある仕事をしているので、気持ちの面で“半分半分に分かち合えてるな”って思えればいいのかな」と話す真美さん。

 

この日、真美さんが勤める会社では仕事への理解を深めておうと、パートナーに職場を体験してもらう取り組みを初めて行いました。

「きょう一日仕事体験をする夫の福井啓介です。よろしくお願いします」。

「よろしくお願いします、勉強させていただきます」。

 

真美さんの仕事は、女性向け転職サイトの企画や運営です。

日頃、短時間勤務で働いている真美さん。

限られた時間内でふだんこなしている仕事を夫に体験してもらいました。

 

時間に追われながら企画書を作り上げて発表する啓介さん。

時間内に終わらせることの大変さを感じていました。

 

啓介さんは「短時間勤務の中でやるっていう仕事として、非常に難しさはあるなと思いました。妻の中でも“こういうところまでもっと考え尽くしたい”っていうところで、あきらめている部分もあったりすると思うので、何らかの工夫をして助けてあげられないかなと思った」と話しています。

 

一方、真美さんは「“ありがたいな”って思いました」と満足そうです。

 

この会社が行った調査では、“相手の家事や仕事を理解している”人は、そうでない人の2倍近く“夫婦仲が良い”と回答しました。

パートナーの仕事を理解することは、夫婦円満の秘けつとしています。

 

「パーソル」キャリア営業本部の大浦征也本部長は「夫婦仲がよくなるということは、仕事がうまくいくということにもなると思いますし、仕事がうまくいっているということは、夫婦仲がよくなるということにも影響すると思うので、そういう相乗効果が出てくるといいなと思いますね」と話していました。

 

夫婦げんかをテーマにシンポジウムを開いたNPOによりますと、「夫婦円満のための方法を知りたい」という男性側からの声が増えているということです。