首都圏ネットワーク

5月6日放送
“世界に一つの○○”を探して 東京・荒川区日暮里

アナウンサー 比留木 剛史
アナウンサー
比留木 剛史
「いってみよういってみたい」。今回訪れたのは、東京の荒川区・日暮里(にっぽり)です。
四季折々の自然が豊かで、江戸時代から名所として知られました。
この街で「世界に一つの○○」を、見つけてきました。
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JR日暮里駅前です。
ここ、実は有名なスポットなんです。
多くの人が橋の上からのぞき込んでいます。
ここは1日におよそ2500本の電車が通るということで、『生きたトレインミュージアム』と呼ばれているんです。
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次に、駅のすぐ東側を訪ねました。
「にっぽりせんい街」の表示が目に入ります。
大正時代に繊維業を営む人たちが移り住み、繊維の街が出来ました。
道の両側に生地や糸、ボタンなどを扱うお店が80軒余り並んでいます。
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店の中に入ってみると、全面が布です。
伝統的な柄から最新のデザインまで何でも手に入ると、初心者からプロまで、多くの人が訪れています。
最近では、アイドルなどのコスプレ衣装を自分で作りたいという若い人も多く、新たな手芸ファンとして、街でも、つかもうとしています。
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お店に来ていた若い女性2人は「サークルの衣装。ダンスサークルです」と、買い物の目的を話してくれました。
また、別の女性客は「ここまで幅広い布を購入できる、一度に全部見られるというのは、ここしかないですね」と、その魅力を説明してくれました。
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手芸を始めたいけれど道具がない、という方もご安心ください。
こちらの仕立て屋さんは、中に「レンタルアトリエ」があるんです。
料金を払えば、ミシンやアイロンはもちろん、針やはさみなどを借りることができます。
分からないところは、プロの先生に教わることもできるんです。
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私も、挑戦してみました。
用意していただいた型紙を使って、Tシャツを作ります。
布は、先ほどの繊維街のお店で自分で選んで買ってきました。
真剣に挑戦したんですが・・・出来てみたら、なんと頭が入らないことが判明!
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でも大丈夫です。
先生が対処法を教えてくれるので、最後まで頑張れました。
作業することおよそ4時間。
「世界で一枚のTシャツ」が出来ました。
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出来たてのシャツを着て、日暮里駅の西側にやってきました。
この辺りは、小林一茶が訪れて句を詠んだと伝えられる「本行寺」など、歴史ある町並みが広がっています。
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食堂の店先で、ちょっと変わった物を見つけました。
古そうに見える写真ですが、左側の男性は、このお店のご主人なんです。
「たまに先代ですかって言われます」と話すご主人が、「そこの曲がったところに写真館があって、そこで撮ってくれる」と教えてくれました。
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早速、その写真館を訪ねました。
写真家の和田高広さん。
和田さんが撮っているのは、湿板写真といいます。
江戸時代の終わりごろ日本に伝わりました。
薬品を塗ったガラス板が、フィルム代わりなんです。
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教科書で見た写真にそっくりですが、よく見ると持ってるのはエレキギターです。
和田さんは去年の夏、この写真館をオープンしました。
今も、近所の人たちなどにモデルを頼んで腕を磨いています。
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和田さんは、カメラをのぞき込みながら「ここに逆さに画像が写るんですよ」と説明し、ピントを合わせて…「じゃあ撮ります。せーの、はい!」と撮影。
シャッタースピードは、およそ6秒。
これでも明治時代よりずいぶん短くなっています。
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現像したあと透明の定着液につけると、映像がいったん薄くなってから浮かび上がってきます。
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この日モデルを務めた女性は「6秒が1枚になりました」と感激した様子。
焼き増しができない湿板写真は、まさに世界で一枚です。
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今度は、私が撮ってもらいました。
出来上がりを見ると「顔、硬いなあ」と感想が漏れます。
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和田さんは「ここら辺は古い町、古いものがすごく残っているので、懐かしいというか、昔っぽい写真を撮れる写真館があると認識されればうれしいです。その分、日暮里の街にもいいのかなあって思ってます」と話していました。
日暮里駅を中心に旅をしましたが、日暮里繊維街は、JR日暮里駅から東に300メートルほどの所にあります。
写真館は、本行寺を過ぎてすぐ右に曲がった所、駅の西側にあります。

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