詐欺：“誰にも言わないで”に注意！！

2月8日、栃木県内に住む90代の女性の自宅に医師を名乗る男から「息子さんが病気になった」と電話がありました。

さらに、替わって電話に出た息子を名乗る男から、「病院で財布をなくした。きょう中に会社にお金を渡さなければならないので同僚に預けてほしい。誰にも言わないでほしい」などと言われた女性。
息子の力になりたいと思い、現金を用意すると伝えました。

このあと、息子の同僚を名乗る男から「息子さんが吐血した。病院に連れて行くので金は私の弟が取りに行く」などと電話があり、女性は自宅を訪ねてきた男に現金1000万円を手渡し、だましとられてしまいました。

みなさんへのお願いです。「“誰にも言わないで”に注意！！」

詐欺グループは家族が病気やトラブルに遭ったように装い、「誰にも言わないでほしい」などと口止めした上でお金をだまし取ろうとしてきます。
電話でお金を要求されたら電話を切り、たとえ口止めされたとしてもためらうことなく周囲の人に相談してください。