詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
最近、実際にあった手口をお伝えします。
今回のテーマは、「“あなたのカードは古い”に注意」です。
去年12月、相模原市内に住む80代の女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「介護保険の還付金があるのでキャッシュカードを用意してください」などと電話がありました。
続けて郵便局員を装った男から電話があり、「ICチップが1つのキャッシュカードは古いカードです。交換の手続きを行います」と言われました。
さらに男は続けて「空き巣が多発しています。現金を自宅に保管しているのであれば局員が取りに行きます」などと言うのです。
話を信じてしまった女性は自宅を訪れた郵便局員を装った男に現金250万円あまりとキャッシュカード2枚を渡してしまいました。
みなさんへのお願いです。「“あなたのカードは古い”に注意」
詐欺グループは「ICチップの数が1つしかない」とか、「指紋など生体認証の機能がついていない」などとさまざまな理由をつけて、キャッシュカードをだまし取ろうとしてきます。
電話でカードの交換が必要だと言われたら、詐欺を疑ってすぐに警察に相談してください。