詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
今回のテーマは、「“古い口座に残高がある”に注意!!」です。
去年5月、さいたま市に住む70代の女性の自宅に郵便局員を名乗る人物から電話があり、「ご主人の40年前の口座が見つかりました。残高があるため奥様の口座に移したほうがいいと思います」と言われました。
その後、再び連絡があり、「調べたところ奥様の名義で不正に口座が作られていることが分かりました」というのです。
さらに警察を名乗る電話があり「口座が不正に開設されていることがわかりました。利用を停止する必要があるので、口座番号を教えてください」と要求してきました。
しかし、不審に思った女性は口座番号は教えず、「自分で手続きをします」と回答。
すると、相手は電話を切り女性に被害はありませんでした。
今回のポイントはこちら。「“古い口座に残高がある”に注意!!」
詐欺グループは古い口座に残高があるので移したほうがいいなどといって口座の情報を聞き出そうとしてきます。こうした電話がかかってきても今回の女性のように口座の情報は教えず、電話を切って家族や警察に連絡してください。