詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
今回のテーマは、「“もしもし、オレだけど”に改めて注意!」です。
2022年11月、千葉県内に住む80代の女性の自宅に息子を名乗る男から「もしもし、オレだけど、会社の書類をなくしてしまい、損害を与えてしまった。上司にも迷惑をかけてしまった」と電話がありました。
続いて上司を名乗る男にかわり、「私の方で2000万円を補てんしましたが、まだ、足りません」というのです。
動転した女性は息子を助けたい一心で現金を用意することを伝えてしまいます。
しばらくすると事前に聞いていた若い男が自宅に現れたため、現金800万円を手渡してしまいました。
みなさんへのお願いです。「“もしもし、オレだけど”に改めて注意!」
子や孫を装う「オレオレ詐欺」は今も後を絶ちません。
「仕事で失敗した」などと親心につけ込んできます。今回は会社の上司を名乗る男も登場し、もっともらしく現金を要求してきました。
「オレオレ詐欺」はグループでだましてくるのも特徴です。
こうした電話がかかってきたら決して慌てず、いったん電話を切って本当の子どもや孫に連絡し、話しが本当かどうか確かめてください。