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詐欺:“若者世代からの注意喚起”で被害防止

  • 2022年11月4日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
今回のテーマは「若者世代からの注意喚起」で被害防止です。特殊詐欺の被害を防ぐ取り組みをお伝えします。

10月、詐欺の実態を学んでもらう特別授業が神奈川県立横浜立野高校で開かれました。参加した540人の生徒に対し講師役の警察官は詐欺の具体的な手口を紹介しました。

「一番の多いのがオレオレ詐欺。息子や孫をかたって、『もしもしオレだけど病院行ったらかばんを忘れてしまった』」
こうした手口を両親や祖父母に伝え、注意を促してほしいと呼びかけました。

また、「荷物を運ぶ簡単なバイト」などと言葉巧みに誘われ、中高生が現金の引き出しやカードの受け取りなど詐欺に関わってしまうケースが相次いでいることも紹介。
甘い誘いに乗せられないよう互いに注意し合うことが大切だと訴えました。

高校生
「電話の音声録音も活用したら被害が減るので家族に話したいです」

高校生
「家族に被害に遭ってほしくないので、祖父母には、詐欺グループからの『お金がほしい』という言葉に耳を傾けないでと伝えてみんなで守っていきたい」

高校生
「僕たちの世代にも詐欺に加担する可能性があることを友だちに伝えたい」

今回のポイントはこちらです。「若者世代からの注意喚起」で被害防止

祖父母など身近な人が特殊詐欺の被害にあわないよう、若い世代から訴えかけてもらおうという今回の取り組み。日ごろの家族のコミュニケーションのなかでも詐欺を話題にして意識を高め、被害を防止していきましょう。

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