詐欺：“かばんを置き忘れた”に注意！！

ことし8月下旬、千葉市内に住む80代の女性の自宅に息子を名乗る男から「駅のトイレで会社のキャッシュカードを入れたかばんを置き忘れてしまった」と電話がありました。

男は困った様子で「カードがないと大変なことになる。すぐに200万円を貸してほしい」というのです。

女性はこの話を信じてしまい、現金を用意しようと近くの郵便局に駆け込んでしまいました。

今回のポイントはこちら。「“かばんを置き忘れた”に注意！！」

最近、子どもや孫を装って、「駅でかばんを忘れた」と助けを求める手口の詐欺が相次いでいます。詐欺グループはことば巧みにあなたの不安をあおり、必ず、現金を用意するよう求めてきます。
今回は、郵便局の職員が女性の様子を不審に思って警察に通報したため、被害を防ぐことができました。しかし、大切なのはこうした不審な電話にだまされないことです。
現金の話が出たら詐欺の疑いが濃厚です。いったん電話を切り、まずは、本当の子どもや孫にあなたから連絡してみてください。