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詐欺:保険金の請求を持ちかける業者に注意

  • 2022年9月20日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「保険金の請求を持ちかける業者に注意」です。

2019年に大きな被害をもたらした台風19号のあと、東京・杉並区に住む80代の男性の自宅に、住宅の修理業者が訪ねてきました。
業者から「保険金を利用して建物の損傷を修理できる」と言われた男性。勧めに従って、契約を結びました。

しかし、契約書をよく確認すると、保険金が支払われた場合、手数料としてその半分を修理業者が受け取ると記載されていました。

さらに修理の規模からは高額すぎる120万円を超える見積もりが提示されたということです。不審に思った男性は契約していた保険会社に相談したうえ、業者との契約を解除。

その後、14万円の保険金の支払いを受けて屋根を修理したということです。

皆さんへのお願いです。「保険金の請求を持ちかける業者に注意」

保険金請求の代行や、サポートをもちかけて、多額の手数料を要求したり、高額な工事の契約を結ぼうとしたりする事例が増えています。被災して困っているとき「手続きをサポートする」などと言われると頼りたくなるかもしれませんが、悪質な業者とは契約しないよう気をつけてください。
国民生活センターや日本損害保険協会は保険金の請求は自分で簡単に行えるとして、契約している保険会社や代理店に直接連絡するよう呼びかけています。

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