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詐欺:異変に気付いたら勇気を出して声をかけよう!

  • 2022年8月29日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「異変に気付いたら勇気を出して声をかけよう!」です。詐欺被害を声かけで防いだ事例をお伝えします。

表彰を受けたのは、千葉県柏市にあるコンビニエンスストアのオーナー、山田哲也さんと息子の悠太さんです。客の異変に気付き、警察に通報したのです。

7月20日。市内に住む60代の男性が電子マネーのカードの売り場を尋ねてきました。

売り場まで案内しましたが、カードを前にしても戸惑った様子の男性を見て、山田さんは詐欺を疑い、「何にお使いになるのですか」と声をかけました。すると男性は、「中東の戦争で被害を受けている人のために送らないといけない。4万円のカードが2枚必要だ」と答えたといいます。

山田さんは詐欺だと確信し、購入を思いとどまるように助言。駆けつけた警察官も加わって説得し男性はだまされかけていたことに気付きました。山田さんは、ふだんから特殊詐欺の手口について報道などで見ていて、今回、男性の異変に気付いたということです。

山田哲也さん
「カードを見たこともないのにいきなり高額の電子マネーを買う。確実に詐欺だなと感づいて、すぐに声をかけさせてもらった。ちょっとでも怪しいと思えば積極的に声をかけさせてもらって抑止につながればと思う」

柏警察署 安藤允巳 生活安全課長
「知らない相手から『お金が必要だ、助けて』と言われても、それは決して真実ではない。詐欺被害を防ぐという意識をみなさんに常に持ってほしい。通報してもらえれば警察が対応するので勇気を出して声をかけていただきたい」

皆さんへのお願いです。「異変に気付いたら勇気を出して声をかけよう!」

「だまされているかもしれない」と感じる人がいたら勇気を出して声をかけてあげてください。
私たちの声かけで詐欺被害を防いでいきましょう。

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