詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“貴金属を渡して”に注意!」です。
7月、埼玉県坂戸市に住む70代の女性の自宅に、長男を名乗る男から「喫茶店の荷物置きのかごに忘れ物をした。商談に必要な1200万円の小切手が入っていた」と電話がありました。
そして、女性にお金の工面を依頼しますが、用意できる金額が多くないことを知ると、「貴金属を担保にすればお金を借りられそうだ」と持ちかけ貴金属を要求してきました。
話を信じてしまった女性は、その日のうちに自宅を訪れた、長男の同僚を装う男に指輪など時価およそ110万円相当の貴金属あわせて15点と、現金4万円を渡してしまいました。
皆さんへのお願いです。「“貴金属を渡して”に注意!」
特殊詐欺の被害は、お金やキャッシュカードだけではありません。
詐欺グループは、思うような額の金が手に入らないと思ったら、指輪などの貴金属をだまし取ろうとするので注意してください。