詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「協力して詐欺防止を!」です。
7月、横浜市内で開催された特殊詐欺の被害防止策を話し合う会議。
その名も「特殊詐欺防止高校生サミット」です。
参加したのは地元の高校生で、警察官が、最近の特殊詐欺の傾向を説明しました。
さらにサミットでは、高校生に特殊詐欺防止のアイデアを募ります。
高校生
「電話がまず最初の詐欺の発端。詐欺抑止装置といいますか、そういったものを県の条例で義務つけてみたり…」
高校生
「ツイッターだけでなくインスタグラムとかのSNSを使ってみるのもひとつの手ではないかと思う」
高校生からは、SNSや学校の授業で、詐欺について若い人に周知することや、防災無線で被害防止を呼びかけるといったアイデアも出されました。
県立横浜緑ケ丘高校 武藤琢磨さん
「特殊詐欺が身近かつ危険な犯罪だと大変よく実感しました」
県立横浜立野高校 馬場愛梨さん
「小学校や中学校とうまく連携をして、できるだけみんなに詐欺について知ってもらえたらよいなと思う」
山手警察署 椎名啓之署長
「現実的に可能な対策もあり、それをより検討して実現化に向けて取り組んでいきたいと考えます」
「協力して詐欺防止を!」
新しい手口が次々に生まれ、後を絶たない特殊詐欺。若い世代の知恵も取り入れてみんなで被害を防いでいきましょう。