詐欺：“100万円ならどうか”に注意！

6月8日、東京・足立区に住む80代の夫婦の自宅に、孫を名乗る男から「大事な書類が入った会社の荷物の送り先を間違えてしまった。今すぐ200万円が必要だ」という電話がありました。

話を信じた夫婦でしたが、時間が遅かったため、「200万円は用意できない」と伝えました。すると男は「100万円ならどうか」とたたみかけます。

「それなら用意できる」と答えてしまった夫婦。その後、自宅を訪れた孫の代理を名乗る男に封筒を渡してしまい・・。
現金をだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“100万円ならどうか”に注意！」

詐欺グループは、被害者とやりとりしながら巧みに話を合わせ、支払える金額を探った上でお金をだまし取ろうとします。電話で大事な書類の送り先を間違えたとか、なくしたと言って現金を要求するのは、典型的なオレオレ詐欺の手口です。たとえ家族や親せきを名乗っていても、電話でお金の話をされたら金額にかかわらず詐欺を疑い、身近な人や警察に相談してください。