詐欺：“救済制度がある”に注意！

3月、東京・品川区に住む80代の女性の自宅に、家電量販店の店員を名乗る男から電話がありました。
男は「あなたのクレジットカードで買い物に来ている人がいる。誰かに頼みましたか？」と尋ねてきましたが、身に覚えがなかったため、女性はそのまま電話を切りました。

しかし、その直後、今度は金融庁の職員を名乗る男から「偽造されたあなたのクレジットカードが使われていた」という電話が来ます。さらに「救済制度があるのでお金は戻ってくる。職員を自宅に向かわせるので、キャッシュカードを渡してほしい」と告げられた女性。

話を信じて自宅を訪れた20代の男にカードを手渡し・・。250万円をだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“救済制度がある”に注意！」

詐欺グループは、被害者の不安をあおるだけでなく安心させる言葉も巧みに使い、冷静な判断をさせないようにした上でお金をだまし取ろうとします。そもそも、金融庁の職員や警察官などが自宅にカードを受け取りに来ることは絶対にありません。そんな電話がかかってきたらすぐに切り、家族や警察に相談してください。