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詐欺:“事件の証拠品として警察に提出”に注意!

  • 2022年3月11日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“事件の証拠品として警察に提出”に注意!」です。

2月、千葉県鎌ケ谷市に住む80代の女性の自宅に、デパートの社員を名乗る男から「あなた名義のクレジットカードが偽造されたおそれがある」と電話がありました。

女性が教えられた番号に電話すると、銀行協会の担当者を名乗る男から「口座からお金が引き出されていないか調べるために暗証番号を教えてほしい」と言われ、伝えてしまいます。

そして男はこう言いました。
「カードは事件の証拠品として警察への提出が必要だ。職員が持って行く封筒に保管してほしい」

その後、自宅を訪れた男がキャッシュカードを封筒に入れ、女性が目を離した隙にすり替えたとみられ、50万円が引き出されてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“事件の証拠品として警察に提出”に注意!」

今回のケースは事件に巻き込まれたと言って動揺させて、暗証番号を聞き出し、キャッシュカードをだまし取る手口です。電話で「暗証番号」や「キャッシュカード」ということばが出たら詐欺を疑い、家族や警察に相談してください。

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