詐欺：“仮想通貨でもうかった”に注意！

埼玉県和光市に住む70代の女性の自宅に孫を名乗る男から電話があり「仮想通貨でもうけたので600万円をおばあちゃんにあげたい。もうけた分にかかる税金の一部、200万円を先に立て替えてほしい」と言うのです。

電話を切ると、今度は証券会社の社員を名乗る男が電話をかけてきて「仮想通貨には多額の税金がかかる。すでに警察や国税局が動いている」と支払いを急ぐよう求めてきました。

話を信じた女性は近くの駅に向かい、孫の代理人をかたる男に現金200万円を手渡してしまいました。

皆さんへのお願いです。「“仮想通貨でもうかった”に注意！」

ネット上でやり取りされるいわゆる仮想通貨＝「暗号資産」については、なじみがないという方も多いのではないでしょうか。詐欺グループはそうした状況も踏まえて、「多額の税金がかかる」など、もっともらしいことを言って現金をだまし取ろうとしてきます。電話の相手が家族や警察、金融機関を名乗ったとしても電話でお金の話が出た時点で、まずは詐欺を疑っていったん電話を切りましょう。