詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“サポートセンター”に注意!」です。
12月下旬、千葉県内に住む60代の男性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「健康保険の還付金があります。封書が届いていますか」と電話がありました。
男性が「覚えていない」と答えると、男は「そういう方のために銀行から直接、手続きの電話がいきます」と言ってきました。
そのあとすぐに「サポートセンター」を名乗る男から電話が入り、コンビニのATMで還付金を受け取ることができると言われた男性はこの話を信じ、ATMを指示通りに操作してしまいます。
その結果、見知らぬ口座に現金を振り込んでしまい、およそ100万円をだまし取られてしましました。
皆さんへのお願いです。「“サポートセンター”に注意!」
詐欺グループは市役所や銀行だけでなく、今回のようにサポートセンターなどを登場させあの手この手でだまそうとしてきます。手口は年々、巧妙になっていて、こうした電話に出てしまうとだまされるリスクが高まります。自宅の電話を留守番電話に設定したり、迷惑電話を防ぐ機器を導入したりして犯人と直接、会話をしないための対策も重要です。