詐欺：“書類をなくした”に注意

去年11月、横浜市中区の80代の女性の自宅に、息子を名乗る人物から「区役所に提出しないといけない書類や財布をなくした。このままではお金が入ってこない」などと電話がありました。

すると今度は警察官を名乗る男から「息子さんの落とし物が届いているが、財布や書類はない」と電話があったあと、再び息子を名乗る男から電話があり、「仕事の相手にお金を払わないといけない」と言われました。

話を信じた女性は自宅近くまで訪ねてきた息子の同僚を名乗る男に2回にわたってあわせて1000万円を渡してしまいました。

皆さんへのお願いです。「“書類をなくした”に注意」

詐欺グループはあなたの家族を装って重要な書類や財布をなくしたと言って不安をあおり、様々な役割の人物を入れ代わり立ち代わり電話に登場させ、だまそうとしてきます。
焦らずにいったん電話を切り、以前から知っている家族の電話番号に電話をかけて確認したり、警察に相談したりしてください。