詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「払わないと“給料を差し押さえる”に注意!」です。
12月、埼玉県飯能市に住む50代の女性の携帯電話に「利用料金の支払いの確認がとれていません」という内容のメールが届きました。
女性がメールに書かれていた連絡先に電話したところ、通信事業会社を名乗る男が出て「1年間料金が未納になっている」と言われました。
このあと「国民救済センター」という団体の職員を名乗る男らが電話をかけてきてこう言ったそうです。
「きょう中に支払わないと給料が差し押さえられる」
話を信じた女性は、指定の口座に現金30万円を振り込んでしまったということです。
皆さんへのお願いです。「払わないと“給料を差し押さえる”に注意!」
詐欺グループは、「早く対処しないと大変なことになる」と動揺させて、お金をだまし取ろうとしてきます。携帯電話に送られてくる料金を請求するメッセージは詐欺の可能性が高いので、メッセージは無視して、掲載された連絡先に電話せず、リンクも開かないことが大切です。