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詐欺:“カードを封印する必要がある”に注意!

  • 2021年10月4日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“カードを封印する必要がある”に注意!」です。

9月、埼玉県春日部市に住む80代の女性の自宅に、警察官を名乗る男から「あなたの2つの口座から現金が引き出されています」と電話がかかってきました。
そして「キャッシュカードを止める必要があるので、これから警察官が家に行きます」と言うのです。

自宅を訪れた男は、カードを封印する必要があると言って、キャッシュカードを封筒に入れさせ、女性が目を離したすきにすり替えたということです。

その後、口座からは現金200万円が引き出されてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“カードを封印する必要がある”に注意!」

詐欺グループは、キャッシュカードを直接、だまし取ろうとすると警戒されるため、封筒に入れて自宅で保管するように求めます。
その際、「印鑑を取ってきて」などと言ってその場を離れさせたすきに別の封筒にすり替えるのです。封印するとしばらくはすり替えたことにも気付かれないため、発覚を遅らせることもできます。キャッシュカードを止めたり、交換する必要があると言われた時点で詐欺です。すぐに電話を切って家族や警察に相談してください。

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