MIRAIMAGINE

Menuメニュー
Clip

メニューを開きます

MIRAIMAGINE

Menuメニュー
Clip

メニューを開きます

ご近所づきあい SNSで

クリップ
ページを保存しました。画面右上から保存したページを一覧でみれます。
まちの未来
ともに生きる
ひるまえほっと
東京
2018年3月16日

ソーシャルネットワークサービス(SNS)についての話題です。通常、SNSは世界中の人とつながることができるのが特徴ですが、今回ご紹介するのは限定された地域の情報を共有するサイトです。

都市部では人の出入りが多く、近所づきあいが減っているといわれています。でも近所の情報を知りたいとなれば、通常は近所で「どこの病院がいい?」とか「自転車ゆずります」という会話をするのですが、今はなかなかできない。そこで地域限定SNSがあれば、ネット上でこうした会話をして近所づきあいができるというわけです。最新事情を取材しました。

■都市部を中心に広がりを見せる地域限定SNS

都市部を中心に広がりを見せているのが、首都圏や大阪・福岡などで利用が増えているSNSです。自分の家を中心に5キロ圏内で地域を選択し、情報を得ることができます。掲示板にはおすすめのお店情報などが並び、近所に住む人ならではの意見を気軽に知ることができます。

サイトを運営する会社は、都会に引っ越してきた人が近所の情報を求めていることに着目しました。

六人部生馬さん(サイト運営会社 代表)
「うちのサイトでは、近所の住民どうしで近所のお店や地域の口コミを共有するソーシャルネットワークになっています、情報交換を通して、近所の人どうしのつながり、コミュニティーに発展していくことをめざしたサイトになっています」

■メンバーの家で持ち寄りパーティーを開くまでに

このSNSを利用している飯塚力也さん。福島の大学を卒業し、2年前に上京。渋谷区内で一人暮らしをしています。

飯塚さん
「上京してみて全然地域の人と交流がないと思って。さみしいなと感じましたね」

そこでこのSNSを使ってご近所仲間での飲み会ができないかと人を募りました。1回目の飲み会には、男性2人が参加。

その後もご近所づきあいは広がり、最近ではメンバーの家で持ち寄りパーティーを開くほどになりました。

この日、集まったのは、20代から50代の5人です。

参加者「会った時に年の差があったので、『母さん』って」
参加者「本当のお母さんの年、何歳?」
飯塚さん「今、53歳です」
参加者「同じじゃん!53歳だもの」

飯塚さん
「年齢はバラバラですが、ご近所というたった一つ共通点があるだけで、こんなにフランクに仲良くなれるというのはおもしろい発見でした。回数重ねるごとにだんだん慣れてくる、親近感というか仲良くなれている感じがするので、定期的にやっていくのかなと思いますね」

このサービスには行政も注目しています。渋谷区ではこのSNSの特性に注目し、2017年6月に導入。区の情報をサイトを通じて発信しています。

渋谷区役所 地域振興課・木下毅彦課長
「(渋谷区は)小さな自治体ですが、その中でも地域ごとの特性があります。非常にローカルな情報を求めている方が多いので、区の情報や地域のイベント情報を目にしていただく機会を生むのではないかと考えております」

■子育て層の利用が進むコミュニティーサイトも

子育てのうえでも地域のつながりは重要です。開発が進む豊洲・勝どき地域には、子育て中のファミリー層が多く移り住んできています。

ここで利用が進んでいるコミュニティーサイト。“今度夏祭りがあります”など、地域ならではの様々な情報が掲載されています。

サイトを運営する会社の代表、矢野晃平さん。この地域では子育ての悩みを共有できず、孤立する人が多いのではないかと考えました。

矢野さん
「引っ越してきてその日のうちにご近所の人とつながることができる。特に同じ年齢層のお子さんがいる親御など、このサイトに登録すればすぐつながることができます」

■運営会社は利用者が集まりやすい場所も提供

サイトの利用者が集まりやすい場所も提供しています。こちらは勝どきの住民向けの子育て支援施設。ロープでできた巨大なジャングルジムがあるプレイホールや子どもやその親を対象にした講座を開くための多目的室を設置。近所に住む子育て世代の家族が利用する場所を作ることで地域のコミュニティーを作ろうという考えです。

ときには多目的室を開放してランチ会を開催。子を持つ親にとって、気軽に悩みを話しあえる場所として利用が増えています。

参加者
「今までは子どもの幼稚園や小学校の友達のお母さんどうしでしかつながってなかったのが、赤ちゃんから中学生のお母さんまで話ができるので、お受験どうするとか学校に関わっていない仲間なので、話を聞けるのがすごくいいと思います」

■地域のコミュニティーづくりの新しい可能性に

(武内陶子アナウンサー)
ちょっと前は公園デビューにドキドキしていたぐらいなのに、いきなりみんなの仲間に入れて、子育てには最強ツールですね。

でも前半の話で、いきなり家に集まったりするのは、ちょっと怖かったりしませんか。

(島紗理リポーター)
ですので、いきなり家ではなくて、まずは外で集まって会話をしてみて気が合うかどうか確かめて、気が合う仲間とコミュニティーづくりをして、徐々に仲を深めていくということのようでした。

(武内アナウンサー)
同じ街に住んでいる人だから、買い物している時などに会えたりすると、安心して暮らせるということもあるかもしれないですね。

(島リポーター)
渋谷区でもSNS上で情報を発信していましたが、それ以外にも町会などでは回覧板をSNS上で見られるようにしているところもあり、地域のコミュニティーづくりの新しい可能性があるのではないかと感じました。

続きを読む

関連のページ

首都圏NEWS WEB 関連記事

人気のページ

Twitter公式アカウントで更新情報をチェック

@nhk_shutoken

別ウィンドウで開く

※NHKサイトを離れます