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まちづくりの応援団になりたい ~川崎・中原区~

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まちの未来
まちと人
ひるまえほっと
神奈川
2017年12月15日

川崎市中原区、JRと東急東横線の武蔵小杉駅からすぐの地域。ここで長年、魅力のあるまちづくりの活動をしてきたグループの皆さんがいます。

■20年後も魅力あるまちであってほしい

2017年11月、川崎市中原区で区民祭りが開かれました。お祭りには、地域で活動するグループや地元のお店など60の団体が参加しました。

こちらは養護施設のお菓子屋さん、おいしそうな手作りクッキーが並んでいました。

こちらは、地元の大工さん達が教える木工教室。のこぎりやかなづちを使って、いすの作り方を子どもたちに教えていました。

こちらのテントは、住みやすいまちづくりを考えるグループです。家庭で簡単に生ゴミを肥料にする作り方を紹介しています。ココナッツとそば殻に生ゴミを入れると、およそ3週間で肥料になります。家庭の生ゴミを減らし、環境に役立ててほしいと考えています。

20年後も魅力のあるまちであってほしいという目的で活動しているこのグループ。会の代表の萩原ひとみさんです。

萩原ひとみさん(なかはら20年構想委員会 委員長)
「花や緑でいっぱいになるといいねとか、地球に優しいまちになるといいねとか、そんなことを(会の)みんなでやっています」

■地元ホテルの3代目、人とのふれあいが活動のきっかけ

萩原さんがボランティア活動をするきっかけになったのは、まちの人とのふれあいでした。

萩原さんは、70年続く地元のホテルの3代目。10年前に萩原さんのお母さんに代わってホテルの宴席に出るようになりました。そのころから、積極的に地元のお客さんとコミュニケーションをとるようになったといいます。まちで活動する人と話をする中で、自分もまちを良くしたいと思ったそうです。

萩原さん 
「わたし自身も何か地域のお役に立てることがあればということで、ボランティアも一生懸命やらせていただいています」

■散策マップの作成や緑や花を広げる取り組み

萩原さんたちの団体では、まちの魅力を多くの人につたえたいと、区内の史跡や花をめぐるお散歩マップも作りました。まち中を何度も歩き、中原区のおすすめ6コースを作り上げました。

さらに会では、農家を招いて野菜や花の育て方講座を開いて、緑や花を広げる活動をしています。

■中原区の花・パンジーを使ったまちづくり

力を入れているのは、中原区の花・パンジーを使ったまちづくりです。実は地元の特産品のひとつで、花でまちの魅力を高めたいと考えています。

この日おこなわれたのはパンジーの配布会です。地元で緑化活動に取り組むグループに植えてもらっています。

「みなさんに集まっていただいて、街に植えていただいて、本当にいつも良くしていただき、ありがとうございます」

今回用意したのは、2400株のパンジー。地元農家から提供されたものです。

内藤恭正さん(パンジー生産農家)
「うれしいことですよ。皆さんが、中原区の花がパンジーと言ってくれて、もっと広がってくれれば、作っていても張り合いが出ます」

こうした活動は多くの賛同を得て、今回は24の団体がパンジーを植える活動に加わりました。

参加者
「町会の花壇に植えるんですけど、お花があったほうがいいですからね」
「ずっと(パンジーを)植えていまして、皆さんに喜んでいただいています」

■緑道にパンジーを植えて整備、明るい通学路に

毎年、配布会に参加し、パンジーを植える活動をしている竹田好夫さんです。竹田さんのグループでは、子どもの通学路にもなっている緑道の整備に、萩原さんとともに力を入れてきました。

竹田さん
「ここは「通るな」という怖いところ。草が生えていてね」

かつてこの緑道は、うっそうと草木が茂り暗い場所でした。そこで花を植えて、明るく通りやすい場所にしようと、活動してきました。

竹田さん
「昔はあじさいがずっと植わっていたの。あじさいが見通しが悪いということで防犯上ね。それを全部抜いてこちらに移動して、花がないと寂しいということで耕して、そこにパンジーをもらってきて、ずっと植えた」

竹田さんは、萩原さんたちから提供されたパンジーを保育園の子どもたちと一緒に植える活動をしています。

竹田さん「土をとってください。そうしたら元気に生えてくる」

まちの花・パンジーを育てることで、自分たちの地域に愛着をもってもらいたいという思いがあります。

Q:お花は好き?
「好き。かわいいから!」「きれいだから!」
「(パンジーを土に)入れる時が楽しかった」

竹田さん
「こういう機会が今ないでしょう。みんなアパートとかマンションに住んで、土に触ることがね。いい体験かなと思いますけどね」

花を植える活動を続けたところ、緑道は人が集まる、明るい道になりました。

■放置自転車の解消に成功した地元企業も

こうした取り組みが認められ、花のまちづくりの全国コンクールで、賞を受賞するまでになりました。

また地元の企業は、萩原さんたちから譲り受けたパンジーで花壇を作ることで、放置自転車をなくすことに成功しました。

萩原さん
「子どもたちが一緒になって、まちをお花でいっぱいにしようというのに、一緒に取り組んで下さるのすごくうれしいです。(まちの人と)一緒にするまちづくり、これからも続けていきたいと思っています」

「お花でまちをきれいに!」

■川崎市の品評会で1位にもなったパンジー

(武内陶子アナウンサー)
「まちをこうしたい」というビジョンを持っている人たちがいるまちって、絶対に変わっていくと思います。そして未来を担う子どもたちが意思を受け取りながら花を植えていくというのは、すてきですね。

(相沢志野リポーター)
水をまくための水道もなかったような場所だったのを、萩原さんや竹田さんたちのグループが整備して賞を取るまでになったということで、みなさんで一体となってまちづくりに励んでいるということでした。中原区には10軒ほどの生産農家があって、今回提供されたパンジーは、川崎市の品評会で1位だったということです。

今後は、萩原さんたちのグループでは、パンジーの花マップづくりに取り組みたいとおっしゃっていました。

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