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銭湯再発見! 魅力発信する若者たち

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まちの未来
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2017年10月16日

昭和40年代には全国で1万7000軒あった銭湯ですが、今は2600軒ほどにまで激減しています。
そんな中、若者たちの間で、改めて銭湯のよさを見直そうという動きが広がっています。
《八木菜月リポーター》

■銭湯の魅力を世界に発信する大学の同好会

3人連れだって歩く若者たち。向かった先は、銭湯です。

実はこの若者たち、東京外国語大学の銭湯同好会のメンバーなんです。
メンバーの那須亮太さんは「銭湯の魅力ってちょっとしたぜいたく感を感じて、例えばごはんも毎日食べますけど、たまにおいしいものを食べに行きたくなる。銭湯ってそういうちょっとしたぜいたくというのが強い」と話しています。

同好会が発足したのは3年前。
首都圏だけでなく、地方にも遠征。訪れる銭湯は、年間およそ50軒に上ります。

中でもオススメだという銭湯が、こちら。
東京・大田区で昭和4年から続くこの銭湯。特徴は、まるで水族館のような巨大な水槽です。
1軒1軒異なる銭湯の個性を味わいながらくつろぐのが、銭湯巡りの醍醐味だといいます。

訪れた銭湯の魅力はSNSなどで発信。
得意の語学力を生かして、英語と中国語にも翻訳しています。

銭湯同好会メンバーの辻慎太郎さんは、銭湯の魅力について「水場の一体感、癒やされます。自分をリセットする場所かなと思います。温かいお湯に入ったら、くよくよしていたこととか全部いったんリセットして忘れて、もう1回考え直すチャンスが与えられる」と語っています。

■銭湯の減少を憂い、普及活動に乗り出した若者たちも

一方、銭湯の減少を憂い、普及活動に乗り出した若者たちもいます。
デザイナーやITエンジニアなどが集まった、こちらのグループ。

それぞれの得意分野を生かし、銭湯グッズの商品化や、銭湯をPRするサイトの立ち上げに取り組んできました。

グループのメンバーの日野祥太郎さんは「もともと銭湯が好きで、もうどんどん減っていっちゃって。今行っている客ってだいたいおじいちゃんとおばあちゃんで、もうちょい若者が参加しないと、まじでなくなっちゃうと思って」と危機感を募らせています。

■老舗の銭湯を借りて自分たちの手で経営

そして去年、ついに、自分たちの銭湯をオープン。
埼玉県川口市の老舗の銭湯をオーナーから借りて、経営することにしたのです。

若者が入りやすいよう、外観はかわいらしくデザイン。
銭湯をこよなく愛する若者たちが番台に立ちます。

工夫のかいあって、お客さんの数はこの1年で1.5倍に増加しました。

子どもたちからの評判も上々。
「お湯が温かくて、ぶくぶくのところが気持ちよかった」
「最初は熱かったけど、水をかけながら入ると入れた」

高齢者は若者たちの運営を「やっぱり新しい感じするよね、今までの銭湯と全然違う、雰囲気がね」と評価していました。

■銭湯を身近に感じてもらおうとイベントも開催

銭湯を身近に感じてもらおうと、週に1回、フリーマーケットなどのイベントも開いています。

最近では、常連客が銭湯を運営する若者たちに差し入れを持ってきてくれることも。
「なんか一生懸命やっているのよ。こういうイメージが全然なかったの」と応援しています。

昔ながらの銭湯のよさを、改めて見つめ直す若者たち。
減少を続ける銭湯に、新たな風を吹き込んでいます。

川口市の銭湯では、ひとり暮らしの大学生にチラシを配るなど積極的にPRを行っていて、若い人たちの交流の場になればと考えているということです。

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