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2020未来へ 自慢の野菜をオリンピックへ

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まちの未来
ともに生きる
おはよう日本 関東甲信越
埼玉
2017年10月31日

東京オリンピック開催まで1,000日を切りました。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて奮闘する人たちについてお伝えします。
今回は、自分たちの野菜を世界のアスリートに食べてもらうことをめざす障害者たちです。

■障害者が働く農園の野菜、品質の良さが評判

埼玉県熊谷市にある人気のカフェ。
女性たちのお目当ては、新鮮な野菜をたっぷり使ったサラダです。

来店客
「おいしい!」
「野菜ひとつひとつの苦味とか、甘みとか、ちゃんと出ている」

野菜を作っているのは地元の農園。
知的障害や精神障害、発達障害などがある人たち、30人が働いています。
品質の良さが評判を呼び、取引量は年々増加。

■オリンピックへの食材提供には認証取得が必要

次なる目標に掲げたのは…

「私たちの野菜おいしいから、オリンピックで使ってください!」

「アスリートの皆さんと同じ金メダルはとれないが、野菜を使ってもらって、(野菜の)金メダルをとることにチャレンジしたい」というのは、埼玉福興株式会社の代表・新井利昌さん。

しかし、そこには大きな壁がありました。
オリンピックに食材を提供するには、『GAP認証』を取得しなければならないのです。

GAPとは(Good Agricultural Practice)『よい 農業の やり方』という意味。
食品安全に加え、労働者の安全や環境保全を脅かしかねないリスクを洗い出し、きちんと対策をとらなければなりません。

この農園が抱える課題のひとつは、肥料や農薬の散布のしかたでした。
知的障害や発達障害がある人たちは、空間を認識するのが苦手な人が少なくありません。
広い畑では、加減がわからず、必要以上にまいてしまうこともあり、食品安全や環境保全の観点から、GAP認証がとれない恐れがあったのです。

■障害者の目線から働きやすい仕組みづくりを

そこで代表の新井さんは、その対策をある障害者のスタッフに考えてもらうことにしました。
発達障害があり、うつ病を患う対馬伸也さんです。
対馬さんは、障害者の目線から働きやすい仕組みづくりに取り組んできました。

そのひとつが、機械につけたラベル。
色と番号で、使う機械が一目でわかるようにしました。

「障害者は指示が具体的でないとわからない。混乱して動けなくなる」と対馬さん。

■肥料や農薬のまきすぎを防ぐための工夫

どうすれば みんなが肥料や農薬をちゃんとまけるようになるか。
対馬さんは、対策に乗り出しました。

畑のうねにそって等間隔に目印になる看板を設置。
そして、肥料をまくバケツには目盛りをつけました。
看板と看板の間を、ひと目盛り分まくようにすれば、まきすぎを防げると考えたのです。

早速、看板を立てた畑で肥料をまいてみることにしました。
目盛りを確認しながら、慎重にまいていくスタッフたち。
すると・・・

「よし、OK」
畑の端まで、均一にまくことができました。
「成功です!」
オリンピックに向け、一歩前進です。

対馬さんは「オリンピックに自分たちの作った野菜を出せれば、世界中の人たちが自分たちの野菜を認めてくれたことになるので、自分たちも励みになる。オリンピックまでにGAP認証は絶対とります」と意気込みを語っていました。

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