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1人だけで楽しみたい! “ソロ活” の魅力

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まちの未来
ともに生きる
ひるまえほっと
東京
2017年6月16日

左から、武内陶子アナウンサー、島紗理リポーター

“ソロ活”という言葉を聞いたことはありますか?
1人で充実した時間を過ごすことを“ソロ活”といいます。
1人カラオケなど、1人で趣味を楽しむ人が増えているんです。
増えている要因として、今の時代、常に誰かとつながっていることへの疲れから、1人になりたいという心理が働いているのではないかともいわれています。
そうした人を対象にしたサービスを提供する店も増えてきています。
1人で楽しんでいる人たちを取材してきました。

■周りに気を遣わず自分のペースで1人焼き肉

こちらの店は、お1人様向けの焼肉店なんです。

女性客
「ちょっとごはんを食べて帰ろうと思いまして、1人でご飯食べられるところって調べたら、1人焼き肉のお店があったので行ってみようかなと思って」

焼き肉といえば大人数で食べたほうが、と思うんですけれども、周りの人のために肉を焼いたり、遠慮して好きなものを食べられなかったり、気を遣うことも多いですよね。1人だったら、そんな心配をしなくてもいいんです。

こちらの店では、1人で焼き肉を存分に味わうための工夫が。
注文は1枚ごとなので、さまざまな種類を楽しむことができます。

女性客「きょうのおススメは何ですか?」
店員 「カイノミですね」

この店はカウンターのみ。客の様子が店員からはよくわかります。

女性客「1人で来ても1人の感じがしない。店員さんが仲よくしてくれるから」

伊藤紘一さん(焼き肉店 代表取締役)
「さみしくて1人で来て、誰かとしゃべりたいという人には話しかけて、コミュニケーションをとって楽しんでいただきます。1人でゆっくり食べたいお客様には話しかけず、1人でひっそりと食べていただくというスタイルですので、こちらの方で見極めて接客しています」

海外出張を終えて帰ってきたこちらの男性。仕事の達成感をかみしめようと、訪れました。

男性客
「誰にも邪魔されたくないから、1人で自分の好きなものを1人の時間で、そこが自分へのご褒美みたいな感じがします」

男性客「至福の喜びです」

■初対面どうしのメンバーでゴルフをプレー

続いては、趣味での“ソロ活”。ゴルフです。

通常ゴルフは4人1組で予約してラウンドするものなんですが、実はこの人たちは、1人で予約した初対面どうしのメンバーなんです。
ゴルフをしたくても、なかなかメンバーを4人集められないという声を受け、できました。

1人でゴルフを予約できるサイトです。ゴルフをしたい時間や場所でゴルフ場を検索。ほかの人とグループを組んで、1人で予約ができる仕組みです。
このサイトの利用者数は、ここ1年で4割増えたといいます。

水口通夫さん(ゴルフ予約サイト運営会社 社長)
「1人で気軽にゴルフをするというところが、徐々にスタンダードになってきたのだと思います」

■黙々とプレーに集中できるとゴルフ好きに好評

初対面どうしでラウンドするグループの様子をのぞいてみると…

皆さん、黙々とプレー。一見、苦痛ではないかと思うかもしれませんが、実はこれがプレーに集中できると、ゴルフ好きには好評です。

利用者
「知らない人とゴルフするのも、結構緊張するからおもしろいんだよね。お遊びにならないというか、知らない人とやると、いろんなマナーとか意外と気を遣うじゃないですか。仲間どうしだと、なあなあになってしまう時もあるから」

■1か月間続けたこともあるソロキャンプの達人

最後は究極の“ソロ活”。
向かったのは、東京・あきる野市の山奥です。

イラストレーターのこいしゆうかさん。
1人で楽しんでいる趣味があるというのですが…

島リポーター「ここ、キャンプ場じゃないですか?」
こいしさん 「そうです、キャンプ場です。きょうはここで、1人でキャンプします」
島リポーター「1人で?」
こいしさん 「そう、1人で」

実はこいしさん、1人でのキャンプ“ソロキャンプ”の達人なんです。
7年前、ネットで見かけた1人用テントのかっこよさに惹かれて購入。それをきっかけに1人でソロキャンプをするようになりました。
自然の中で、1人で過ごす魅力にとりつかれ、1か月間ソロキャンプを続けていたこともあります。

1人でのキャンプ、テントを立てる場所が大切です。
こいしさん「あのへんがいいかな? ちょうどベストポジション」

こいしさんが選んだのは、平地の高台。雨が降っても水がたまりにくいのですが、ソロキャンプならではの理由もあるんです。

こいしさん
「テントを立てて、その間と川、ここにいるとテントが壁になって、プライベート空間ができる」

さっそくテントを設置。こいしさん、てきぱきとテントを組み立てます。

ものの5分でテントが組み上がりました。

こいしさん
「1回、公園などで練習していると、当日スムーズに設営できるので、少し気が楽になりますね」

ここで、ソロキャンプをする時のアドバイス。
テントを離れる時は盗難防止のため、荷物は必ずテントに入れます。
さらに鍵をかけると安心です。

続いてこいしさんが取り出したのは…
こいしさん「これはたき火台です。キャンプのだいご味はたき火なので、ソロキャンプに欠かせないアイテムです」

多くのキャンプ場では、地面で直接火をおこすのは禁止されています。
そこで、たき火台の上で薪を燃やします。安いものでは3000円からあります。

こいしさん
「家に帰って過ごすのも、電気をつけたり火をつけつけたりするのも、誰かの力を借りているわけじゃないですか。だけどこの場所ではなるべく自分で解決する感じ。この感覚は、1人キャンプだからこそ。寝て食べて過ごすだけなのに、次の日やりきった充実感があるのも、とても魅力かなと思います」

■非日常の環境で自分のやりたいことに専念

ここからは、ぜいたくな1人時間のスタート。
まずは腹ごしらえ。好きな材料を惜しみなくたっぷりと使い、ホットサンドを作ります。

こいしさん
「イメージはカプレーゼ風。カプレーゼホットサンドですかね。おしゃれー!」

こいしさん「できました! いただきます! うん、おいしい」

島リポーター「家で食べるのとは違いますか?」
こいしさん 「違いますね。空気がおいしいし、幸せですよ」

こいしさんは、とことん自分のやりたいことに専念できるといいます。
本を読んだり、絵を描いたり。

なかでも、こいしさんが一番楽しみにしているのは…

こいしさん
「酒を飲みながら、たき火を眺める至福の時間。これが一番楽しいです。たき火と私が向き合うみたいな。これが会話相手みたいなものです。自問自答の会話相手。ぜいたくだと思いますね。非日常、家では絶対できない」

■自分を客観的に見ることができる貴重な時間

(武内アナウンサー)
1人キャンプにはびっくりしました。でも哲学的というか、自分と向き合う時間になるんですね。でもやっぱりさみしいような気も…

(島リポーター)
こいしさんも、さみしくなることはあるそうです。でもそうすることで、人に話しかけられることの大切さや、人に支えられているということに気づくことができて、自分を客観的に見ることができる時間が、すてきだとおっしゃっていました。

(武内アナウンサー)
1人になれる時間のぜいたくさというか、いろいろなことの気づきにもなるということですね。

■ソロキャンプを安心して楽しむポイントとは

(武内アナウンサー)
でも女性1人でキャンプとなると、少し不安な気も…

(島リポーター)
そこで、ソロキャンプの達人であるこいしさんに、ソロキャンプを楽しむためのポイントについて聞いてみました。

▼近くに避難できる場所がある
山では急に悪天候になることもありますので、近くに東屋やコテージがあるところなら避難できます。

▼管理人が近くに住んでいる
キャンプ場の管理人が近くに住んでいれば、緊急事態が起きた時に連絡を受けてかけつけてくれることもあるので、安心材料になります。

▼周りの人にあいさつをする
周りでキャンプをしている人にあいさつをして、1人で来ていることを伝えておけば、何かがあったときに助けてもらえるという利点があります。

(武内アナウンサー)
1人できていることをアピールしておけば、何もない時にはそっとしておいてくれて、1人の時間を楽しむことができるかもしれませんね。

ソロキャンプのほかにも、いろいろとありましたね。
ゴルフも緊張感があって、意外とハイスコアにつながるのかもしれないですね。

(島リポーター)
この“ソロ活”が広がった要因のひとつとして、1人でいてもSNSやスマートフォンがあるので、常に誰かとつながっている感覚があって、1人でいることへのハードルが下がっているという部分もあります。
実際、今回取材していた1人向けの焼肉店でも、焼き肉の写真を撮って、SNSで奥さんに伝えている男性もいて、1人で過ごしているとはいえ、また違った楽しみ方をしている人もいるのかなと思いました。

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