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自分らしい生き方 語りかけるウェブページ

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まちの未来
ともに生きる
おはよう日本 関東甲信越
東京
2017年7月27日

障害者や難病、LGBTなど、さまざまな人たちの “生き方” を載せたウェブページがあります。1年半前に開設したばかりですが、今、アクセス数を急速に増やし、注目を集めています。

■LGBTや障害者など、さまざまな人の生き方を掲載

都内のマンションの一室にあるNPO法人の事務所。
ここでは、日中 ライターが集まり、ウェブの記事を書いています。

体中の筋力が失われる難病と闘いながら、会社の設立に挑む人。
路上生活者で結成したダンスチームの挑戦。

他にも、LGBTや障害者など、さまざまな社会的マイノリティの生き方を描いたウェブページ、『soar(ソア)』です。
これまで掲載された記事には、『同じ障害 元気が出た』、『1人じゃないと思えた』など、共感の声が集まり、この1年でアクセスはおよそ7倍に増えました。

■障害や難病と向き合う姿が多くの人の生きる力に

ソアを立ち上げた工藤瑞穂さんは、アクセスが増えている背景には、東京パラリンピック開催があるといいます。

工藤さん
「ちょうど、社会の流れも『多様性が認められる社会になるべきだ』という空気がある。そういうものが追い風になって、いろんな人に届いて、共感をよんでいるのかなと思う」

工藤さんがソアを立ち上げたのは、親戚が精神障害となり、支援の方法を探っていたことがきっかけでした。
その時訪れた精神障害者の施設で驚いたのは、包み隠さず自分の障害を語る人たちの姿でした。

工藤さん
「自分が見た “幻覚” だったり “幻聴” とかを、おもしろおかしく発表する大会で・・・。『精神疾患がある人はかわいそうだ』とか、暗いイメージがあったりするが、その場所では、皆さん幸せそうだったし、笑顔が見られていることがすごくステキだなと感じた」

『障害や難病と向き合おうとする姿勢は、多くの人たちの生きる力になる』
そう考え、工藤さんはソアを立ち上げました。

■このページと出会い、新たな人生を歩み始めた女性

このページと出会い、新たな人生を歩み始めた人もいます。

イラストレーターのますぶちみなこさん。
軽い躁(そう)と鬱(うつ)の浮き沈みがある『双極性障害Ⅱ型』を患っています。
かつて企業のウェブデザイナーだったますぶちさんですが、症状がひどい時には会社に行けなくなる日もあり、迷惑をかけまいと退職。

その時目にしたのが、ソアの記事でした。
LGBTや障害者など、誰もが自分らしく生きようと前を向いているのです。

ますぶちさん
「いろんな人が、笑顔で語る記事をたくさん見て、みんな違って当たり前。『それでいいんだな』と思えるようになりました」

それ以降、ますぶちさんは、仕事の取引先にも障害をオープンにすることにしました。
ユーモアを交えた自己紹介文を作り、取引先に渡すことにしたのです。

『体調の波が激しいため、日によっては、仕事にならない日もある』こと。
そのため、『仕事のスケジュールに余裕を持たせてほしい』と、事前に伝えられるようになりました。

ますぶちさんは「仕事先に公表するのが怖かったんですけど、逆に自分のことを開示したほうが楽になりましたね。自分のことを伝えることに積極的になりました」と話していました。

誰でも自分らしく生きられる社会に。
生まれてまもないウェブページが、人々の背中を後押ししています。

このNPO法人では、さまざまな人たちが一同に会するようなイベントや講演会も開催しているということです。

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