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“ママ” であることを仕事に!

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仕事と子育て
働き方あすへ
ひるまえほっと
埼玉
2017年6月8日

こちらは、埼玉県内の母親たちに向けて発行されているフリーペーパーです。県内の保育園や子育て施設などに置かれ、2万部も発行されている人気のフリーペーパーです。
こうしたフリーペーパーを作ったり、講座を企画したりしているのは、母親たちです。
「ママ」であることを武器に、社会とのつながりを切り開いていく母親たちの姿を追いました。

■子連れで参加できる講座は講師もママ

ママ向けに開かれたピラティス教室です。

気軽に行けるよう日中に開催され、子連れで参加できます。
講師もインストラクターの資格を持つママです。
月1回1時間の教室で報酬が渡されます。

講師
「もちろんそんなに大金ではないですが、会社勤めをしているわけではないので、いままでゼロだったものが多少なりとも入ってくるのはちょっと違います、気分的に」

■無料誌の発行や講座の企画などを行う会社

講座を企画した会社の代表・芳川ユミさんです。
芳川さんも2人の子どもを持つママです。

自宅をオフィスにして、「ママ」をターゲットにした会社を立ちあげました。

ホームページを作り、県内の幼稚園やお出かけ情報をはじめ、子育てコラムも掲載しています。ネットを通した無料会員は4000人にのぼります。

さらにママ向けのお役立ち情報満載のフリーペーパーも年に4回発行しています。

芳川さん
「テーマは“親子の絆を深め、親の知識力アップをめざす”フリーペーパーなんですけど、作っているデザイナーさんやライターさんもみんなママなので」

収益のほとんどは広告費です。ママたちが企業を選び、営業します。読者層が絞り込まれていることや4000人の会員数も、営業の武器になります。

そしてママたちは講座を開くなど、自分のスキルを生かした仕事ができ、報酬をもらえる仕組みになっています。

■ママであることを仕事にしたいと会社を設立

会社を作ったきっかけは、出産後に仕事を始めようとしたとき、肩書きを持たない自分に気づいたことでした。

芳川さん
「自分が自信を持って言えることは“ママ”であるということしかなくて、それを仕事にできないかなと思いました」

これまでの経験から、子育てをするママたちに合わせた働き方を考えました。

芳川さん
「4時間だけ近隣、在宅でという仕事はなかなかなくて。“昔何をされていましたか”と聞くと“コールセンターで働いていました”とか“営業事務をやっていました”という方もいらっしゃるので。ママコムの中で仕事を循環しながら、社会ともつながっていけるのかなと思います」

■スタッフは自分の時間に合わせて仕事を選択

芳川さん「ママメイトの時短料理テクが知りたいと思って」

月に1度、ママのスタッフたちが集まり会議を開きます。
それぞれ自分の時間に合わせて仕事を選んでいます。

山口真奈美さんです。2年前からスタッフとして働き始めました。

山口さん
「私が幼稚園で働いていたときに感じていた子育てに対する思いだったり、実際に子育てをしながら感じていたりすることを組み合わせてコラムにしたものです」

幼稚園に送り出す親へのアドバイスなど、保育士の経験からコラムを書くことで、報酬を得るようになりました。

山口さん
「子育てが大変というのもあると思うんですけど、どうしてもそれだけに集中してしまうと、バランスが崩れてしまったりするので」

子どもと一緒に働けることもここで仕事を始める大きな理由となりました。
山口さんは、フリーペーパーの配布も子どもと一緒に回ります。

山口さん「こんにちは、スマイルママコムの山口です」
保育士 「いつもありがとうございます。皆さんに配布します」

子どもの遊び場を発見しながら配布できるのも魅力です。

山口さん
「まだ私にもできるという思いで、ママとしてだけではなくて、ひとりの人として必要とされている瞬間がうれしかったです」

■子育て中のママと地元企業をつなぐ活動も

一方で芳川さんは、子育て中のママと地元企業をつなぐ活動にも力を入れています。
この日企画したのは、リフォーム会社による子連れで参加できる講座です。

芳川さん
「リフォームについてあれこれ聞いちゃおうというのが、今日のテーマなんです」

ランチ付きで参加費は無料。必要経費は企業が負担しますが、企業側にもメリットがあります。

満生剛さん(リフォーム会社 社長)
「ママ友のつながりは強いものがあるんじゃないかと思って、そのつながりは将来的にお客さんとして長い期間でいいお付き合いができればと」

ママたちが企業のプロに意見を聞きやすいようアットホームな講座にしています。

参加者
「例えばものだけを自分で購入して、施工だけやってもらうということは可能ですか?」

満生さん
「こちらも工事に責任が持てるものであれば、それは有りです」

壁紙選びやリビングの改装など、リフォームの細かい悩みを相談できました。

参加者
「自分の聞きたいことも聞けたし、この先住んでいたらこういう悩みも増えるんだなとわかったので、すごく参考になってよかったです」

ママが仕事を生み出し、社会とのつながりを切り開いていくことに、芳川さんは手ごたえを感じています。

芳川さん
「“ママ”であることは自身を持っていいことだと思うんですね。ママじゃないとわからないこともたくさんあるし、その意見を求めている企業もいらっしゃるので。仕事をいただいたものをママたちに還元する、それをどんどんしていきたいと思っています」

芳川さんの持つネットワークを生かしてほしいと、企業側からイベントのスタッフや広告のアドバイザーを頼まれることも増えてきたそうです。

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