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浸水にご用心 “土のう” で備えを!

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防災減災
大雨・土砂災害
避難・備蓄
おはよう日本 関東甲信越
東京
2014年7月7日

首都圏で6月から繰り返し起きている集中豪雨、住宅が水につかるなどの被害が相次いでいます。そうした浸水から家を守ってくれるものが「土のう」です。ふだん私たちが手にすることがめったにないこの土のう、身近に活用できる整備が進んでいます。

■世田谷区、「土のうステーション」を設置

世田谷区が6月に設置した、名づけて『土のうステーション』です。カバーをとってみると、中には土のうがぎっしりと入っているんです。

世田谷区上馬地区の住宅地です。2013年の7月、この辺りは集中豪雨に見舞われました。時間雨量100ミリを超え、道路は冠水して付近の住宅100件余りに浸水被害が出たんです。
近年の集中豪雨といいますと、特徴はなんといっても突然、一気に起きることです。大きな河川などが近所に無くても、ピンポイントの集中豪雨で、どこで浸水被害が起こるかわからないという状況になってきています。

そこで「土のうが身近にあれば・・・」という住民の要望もあり、お目見えしたのがこの『土のうステーション』。世田谷区内に、まず30か所設置されているんです。

土のうステーションには鍵が付いていないので、いつでも、誰でも、開けて土のうを取り出すことができます。

中に入っているのは、5kgと10kgの2種類の土のうです。これは、家庭用の小さめサイズで作られているんです。

消防隊員ですとか、いわばプロの方が使う土のうは、20kgあり非常に重いのでこれを持って行くことはなかなか難しいですよね。ということで、女性や高齢者でも使えるように、小さめのサイズを用意しています。

使ったあとの土のうは、土のうステーションに戻してもいいですし、自宅にそのまま保管して、次に備えるということでもいいそうです。

■土のうを積むコツは「平たく隙間なく」

この土のう、 どのように使うのか?世田谷区土木計画課の関根義和課長に教わりました。
土のうを積むコツは?「一言で言えば、平たく隙間無くです。隙間がありますと水が漏れてしまいます」

設置する場所は、家の道路から水が浸入しないように、道に面した門柱の間などに敷き詰めます。

積み方は?
「並べ方は、いろいろ方法がありますけれども、ただ横に並べるだけだと隙間から水が漏れてしまいます。平たく置いて、隣と多少重ねることで隙間がなくなります」

「2段目は、1段目と交互になるように重ねます。このように積むと、隙間がなくなります」
「高さ的には、2段から3段積むことによって、10cmから20cmの浸水が防げます」

また、ブルーシートなどで土のうを包むと、より防水効果が増すということです。

ただ、土のうステーション自体は、板橋区や江戸川区など都内140か所余りにあり増える傾向にありますが、それでもなかなか土のうが身近に無いという人は多いと思います。そこで、家庭でできる方法を紹介します。

■家庭でできる「土のう」の準備

一般的なゴミ袋を使います。そして、なかなか土も家庭には無いと思いますので、この中に、土を入れるのではなくて水を入れるんです。水を入れて、逆に水を防ぐというわけです。

「水のう」という感じですけれども、ただこのままだとちょっと動いてしまいますので、ダンボールに入れて並べると、より効果が増します。
さらには、家にあるレジャーシートで先ほどのブルーシートのようにダンボールを包むと、防水効果が増すということになります。

これから集中豪雨の季節になりますが、備えのポイントについて関根課長は、「最近の集中豪雨は、非常に狭い範囲に一気に降る傾向があります。そのため、これまで浸水被害が無かった所でも浸水する可能性があります。これからの備えとしては、土のうを、雨の季節の前や、台風の前にも準備をする。また、道路の排水側溝を清掃する。そうした備えが大切です」と話していました。

“備えあれば憂いなし”という言葉もありますけども、日頃からの備え、家の周りのチェックから始めてみてはいかがでしょうか。
ホームセンターでは、土のう袋のほかに水を吸うとふくらんで重くなるというハイテクで場所を取らない土のうなども売られているそうです。

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