首都圏放送センター

2010年2月10日 15時22分更新

国際民俗芸能フェスティバル


豊作を願う踊りや結婚式でうたわれる歌など、世界各地に伝わる貴重な民俗芸能を集めた催しが、東京ではじまりました。

文化庁が主催する「国際民俗芸能フェスティバル」は、貴重な民俗文化を保護しようと毎年開かれているもので、ことしは東北、近畿、四国地方と、海外のタイとエストニアからあわせて80人あまりが参加して、それぞれの地方に伝わる芸が披露されました。
このうち、仙台市に伝わる「秋保の田植踊」は、毎年、小正月に豊作を願って地元の子どもたちが踊っています。
華やかな衣装の子どもたちが、太鼓にあわせた踊りで田植えの様子を表現するもので、去年、ユネスコの「無形文化遺産」に選ばれました。
また、バルト海に浮かぶエストニアのキフヌ島に古くから伝わる婚礼の歌や踊りは、女性が中心になって農耕や儀礼などを行ってきた島の独自の文化の中で生まれたものです。
舞台で踊るのは、花婿以外はすべて女性で、手作りの伝統衣装をまとった人たちの歌や踊りに、観客も盛んな拍手をおくっていました。この「国際民俗芸能フェスティバル」は、10日も東京・渋谷の新国立劇場で行われます。