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#わたしのいちオシ ~八嶋智人さん~

  • 2023年12月11日

ハッシュタグ “わたしのいちオシ”
身近な街の魅力を再発見できるような風景など、皆さんからの写真やエピソードを募集しています。
今回はBS時代劇「あきない世傳 金と銀」に主人公の商いを支え、店を取り仕切る番頭役として出演している、俳優の「八嶋 智人さん(やしま・のりと)」さんに、いちオシの場所をたっぷりとお伺いしました。

【VTR出演】
・俳優:八嶋 智人(やしま・のりと)さん

【ご紹介したいちオシの場所】
~茗荷谷(みょうがだに)~
1.養徳学舎(奈良県出身学生寮)
2.洋食店「バンビ」(茗荷谷店)(茗荷谷駅前バンビビル1階)
3.小石川植物園周辺の道

◆八嶋さんのいちオシは、茗荷谷◆

八嶋智人さん
「奈良の田舎から東京に役者になろうと思って上京してきて、平成元年にね。あの、号外と一緒に号外もちゃんと持ってね。新聞の、平成ってやつ。で、一番最初に住んだ街が、奈良県人寮っていう寮があって、養徳学舎っていうとこなんですけど、それが茗荷谷にありまして、だから僕にとって一番最初の東京の街というのは茗荷谷なんですね。4年間そこに住んでいました」

東京・文京区にある茗荷谷。丸ノ内線で池袋駅から2駅のところにあります。駅の周りには大学や専門学校などが多く集まっています。住宅街や広い公園なども多く、都心でありながら豊かな自然に恵まれています。

八嶋さんが学生時代に暮らしていたという、奈良県出身者専用の学生寮。先輩後輩との付き合いを通して人間関係の機微を学んだ場でした。

「寮の中での年功序列とかね。やっぱりこう何か後輩は何かやれとかすぐ言われて、でも、やれって言われてすぐやる方が人って喜ぶんだなっていう。そういう躊躇してたらどんどんハードルあがってくしっていう何かそういうことで鍛えられたというのはあるのかもしれないですね」

「そうやって先輩は東京の街をいろいろ連れてってくれるんですよ。で、その分、お金とか僕払ったこと1年生の時ないし、何かそういう感じですごく徐々に、あのノリよく、東京って街を楽しませてくれた。時代もあると思うんですけどね」

八嶋さんがいた当時、寮には食堂がありました。時には仲間と一晩中話すこともあったといいます。

「無理やりでも何か集まる場所があったから、そこで人と人とが集まるから。何かこう意見を闘わせるっていうか、若い頃って特に自分はこう思うんだっていう意見をやっぱり押しつけたくなるんですよね。でそれで何か、何かこう論破してやろうみたいな。笑
でそれで話し合って、結局酔っ払ってもいるし何を話しているんだか覚えてない、むなしい時間もいっぱいあるんですけども何かそういう時間が楽しかったですね」

4年間を過ごした学生寮での日々は、八嶋さんにとって、今の自分を築く、かけがえのない時間だったといいます。

「やっぱり1つ大人にしてくれたっていうか。東京という街の中でやっぱり自分のふるさとがあって、東京にそのコミュニティーがあって。だから一生懸命外で頑張れるみたいな、そんな感じの元がまず1つあったんじゃないかな。あとは、人間とは何ぞやということを、生きるとは何ぞやみたいなそんなことまで1晩中話してたなとか。その時に一生懸命答えていた答えというのが、自分から、自分の中から出てきた言葉だから、何か今もそれは僕の中に息づいているというのに気付かせてくれた場所なのかなというふうに思いますね」

茗荷谷で青春を過ごした八嶋さん。思い出の味もあります。
熱々のハンバーグやコロッケなど、ボリュームたっぷりなのに、手頃な価格で食べられるランチ。先輩たちにもよく連れて行ってもらったといいます。

「僕が東京に出てきて一番最初に食べたごちそうって思っています。先輩におごってもらって食べたごちそうっていうか。やっぱり先輩にたくさんおごってもらったから、自然に後輩には頑張っておごるようにしていました」

茗荷谷駅から歩いて15分ほどのところにある、小石川植物園。
1周すると2時間近くかかる敷地の周りを、劇団活動の合間に歩いていたといいます。
あえて何も考えずに過ごすことができる時間が、八嶋さんにとっては大切なひとときでした。

「舞台やっていない時はけっこう時間もあったりすると。ぐだぐだするのもなと思って天気がいいと外に出ようって。で、なんかちょっと道端の雑草とかね。たんぽぽが生えてきたなとか。そういうのに気付けるのは、時間に余裕がある俺だからだみたいな。変な優越感にひたりながら歩くんです。みんないそいそと、こう歩いてるのになみたいな。そういうのはありますね。自分の暇を、価値のあるものだというふうに思いながら歩くっていう。そんな学生だったのかもしれないです」

Q.八嶋さんにとって、“茗荷谷”とは?

「やっぱり原点ですかね。感情をパーンと東京という街で。気負わず、解放させてくれた場所なので、それは今の僕にも本当に直結しているし。そこでできた友情だったりということも今の自分にもとても役に立っているというか、自分のその血肉となっているので、お芝居とは全然関係ない人たちだったけれど、それはそれで今から思うととっても今僕は役者をやってるということに対して、大切な時間だったなというふうに思いますね」

 

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