大田市場から、「ダリア」や「チョコレートコスモス」など10月おすすめの花。豊洲市場からは、濃厚な味わいが特徴の「冷凍マグロ」を紹介します。
■ダリア(山形県産)
・その他の主な産地 秋田県・長野県・福島県。
・メキシコ原産で標高が高い地域に自生しているが、スペインに伝わったときにそのきれいさから、ダイヤモンド一粒と等価交換されたと言われている。
・現在日本では、一年中生産されている。
■バジル(アフリカンブルーバジル)(千葉県産)
・香草として人気のあるシソ科の植物。
・寒くなると緑が濃くなり、さらに紫色になるため、鑑賞用として人気。
■ノバラの実(茨城県産)
・実の色は今の時期は緑色だが、少しずつ赤くなりXmas頃には真っ赤になる。
・ドライフラワーになるのでスワッグやリースに取り入れたり、テーブルやテレビボードに寝かせて飾るのもおすすめ。
■カボチャ(観賞用)(北海道産)
・ハロウィーンが日本に伝わって以降、生産者がさまざまな工夫をしてユニークなかぼちゃが出回る。
・実が小さいうちにナイフで傷をつけるように絵を描くと、大きくなるにつれかさぶたのようにふくらんで絵が浮き出る。
■チョコレートコスモス(長野県産)
・その他の主な産地 愛知県。
・チョコレート色で、ベルベットのような質感が特徴。
・品種により、チョコレートのような香りがするものもある。
・自然界では絶滅したと言われているが、日本人によって交配種が生み出され、育てやすい品種が増えている。
■10月おすすめの花を使ったアレンジメント
■10月おすすめの花の紹介
大田花き市場 卸 内藤育子さん
「10月に旬を迎える草花大集合の明るいアレンジメントをつくりました。1輪でもお花を生活に取り込んで楽しい10月を過ごしてください」
・アイルランド沖でとれた天然本マグロ。漁獲してすぐに急速凍結するので、鮮度抜群。
・急速に凍結すると細胞が壊れないので、年輪のような模様が表れる。
・9月~11月が漁のシーズン。日本には12月~2月頃到着し、1年通して出回る。
■見極めのポイント
筋の感覚が狭いと歯にあたって食べにくいので、間隔が広いものを選ぶ(右の赤い線が筋)。
■おいしく食べるコツは、解凍方法!
1.バットに3~4%の塩水をつくり氷を加えて、切りかすをとり除いた冷凍マグロを入れる。
2.芯が残る程度のやわらかさになったら、(1)から取り出して真水で洗う。
3.ペーパータオルで水けを拭き取ってから新しいペーパータオルで包み、ラップをして冷蔵庫で3~4時間冷やすと…
鮮やかな色合いを保ったまま、じょうずに解凍できます。
■おすすめの食べ方
『マグロのユッケ』~新鮮なものにおすすめ~
1.マグロをめんつゆとごま油であえて、ごまを振る。
2.卵の黄身をのせて、韓国のりを添えたら、できあがり。
『マグロのガーリック焼き』~筋が硬いマグロもやわらかくなる~
1.マグロの表面を軽く焼く。
2.大根おろしと、水にさらしたたまねぎをのせる。
3.ガーリックチップをのせてポン酢をかけたら、できあがり。
■冷凍マグロの紹介
豊洲水産市場 仲卸 山田健さん
「日本の漁師が約1万キロ離れたアイルランド沖まで行き、とり上げたマグロです。非常においしいので、ぜひ皆さん食べてください!」