夏の味覚、「枝豆」。都内でも有数の産地である東京・小平市で、40年以上枝豆を生産する農家を取材しました。収穫の様子や、良質な枝豆を見極める名人技もご紹介!
さらに、栄養豊富な枝豆を使った、夏バテ対策にも効果的なレシピ2品を、料理研究家の浜内千波さんに教えて頂きました!
<材料>(茶わん5~6杯分)
・米 … 2合(300g)
・塩 … 大さじ1/2弱
・酒 … 大さじ2
・枝豆 … 1袋(300g)
・桜えび … 5g
・水 … 350ml
<作り方>
1.洗った米を炊飯器の内釜に入れ、塩、酒を入れて、炊飯器の目盛りまで水を加えて混ぜる。
2.軽くぬらした枝豆に塩をかけてこすり合わせて産毛を落とし、水で洗う。(洗った後は、よく水けを切る)
3.(2)の枝豆をさやごと(1)の内釜に入れて、普通炊きと同じように炊く。
4.炊き上がったらさやごとの枝豆を一度取り出し、桜えびを入れて炊飯器のふたをして、少し蒸らす。
5.桜えびを蒸らしている間に、(4)の枝豆のさやから実を取り出す。
6.(5)の枝豆を(4)の内釜にもどして、最後に全体を軽く混ぜ合わせたら完成。
<材料>(2~3人分)
・豚ひき肉 … 200g
・にんにく(すりおろし) … 1かけ
・塩 … 少々
・こしょう … 少々
・酒 … 大さじ1
・サラダ油 … 大さじ1
・枝豆 … 1袋(300g)
・湯(枝豆をゆでる用) … 600ml
・塩(枝豆をゆでる用) … 24g
・かたくり粉 … 大さじ2
・冷凍ポテト … 150g
<甘酢あん>
・しょうゆ … 大さじ2
・酢 … 大さじ2
・砂糖 … 大さじ2
・ケチャップ … 大さじ2
・水 … 大さじ4
・かたくり粉 … 大さじ1/2
<作り方>
1.600mlの湯を沸かし、洗った枝豆に塩小さじ4(24g およそ小さじ4)をもみこみ、鍋に入れて4分ゆでる。
★ポイント★
お湯に対して4パーセントの塩を使うと、ちょうどいい味に仕上がる。(例:600mlの場合、使う塩は24g)
2.ざるにあげて少しさましたら、枝豆のさやから実を取り出す。
3.豚ひき肉に塩、こしょうをして粘りが出てくるまで混ぜ、にんにく(すりおろし)、酒を加えてよく混ぜる。
4.(3)に(2)の枝豆の実を入れてさらに全体を混ぜ、12等分にして丸める。
5.(4)にかたくり粉をまぶし、丸く平らにする。
6.フライパンを中火で温め、サラダ油を入れ、(5)の肉だねを並べる。片面に焼き色がついたらひっくり返し、両面をこんがりと焼く。さらにふたをして4~5分蒸し焼き(中火)にして、火が通ったら一度取り出し、火を止める。
7.冷凍ポテトをレンジにかけ、解凍して温めておく。
8.(6)のフライパンの余分な油をとり、甘酢あんを作る。しょうゆ、酢、砂糖、ケチャップ、水、かたくり粉を入れて混ぜ、火にかけて(中火)とろみをしっかりつけたら、(6)の肉だんごと(7)のポテトを入れて全体にからめて完成。
<教えて頂いた料理研究家>
浜内 千波(はまうち・ちなみ)さん